ごみ焼却を法で禁じて!(スコットランドからの緊急呼びかけ)

 イギリス・スコットランドから国際署名活動のお願いが入っています。  
 内容は「ごみ焼却を違法とする法律を作ってくれ」というもの。
 本当は日本でこそおきてほしい動きですが、各地の焼却炉・処分場
反対の運動は、なかなか立法にまで結びつきません。以下は簡約。
「私たち署名者は、スコットランド政府が、人の健康と環境を害する
ごみ焼却、ガス化熔融などを違法とし、代わりに、誰もがたやすく
実行できるような、ごみ削減・リサイクルのためのインフラへ投資する
こと、また国内外で生産された商品にもこの法律が適応できるような
国際的とりきめを作ることを求めます。」
 短いけれど、ごみ焼却違法、人々の権利保護、ごみ・焼却技術の
国境移動の禁止までを視野に入れています。あなたもぜひ、国際署
名に参加して下さい。ここ↓から署名のページに行けます。
http://www.ipetitions.com/petition/Ban_The_Burn_In_Scotland/
 なお、この署名の呼びかけ人は、地球の友・スコットランド、 GAIA, 
CATなど、ごみ焼却、毒物拡散に反対しているNGOが中心です。
イギリスではこのグループが中心になり、10月1日の「反焼却世界行
動デー」に議会前で集会を開き、この要望を政府に手渡す予定です。
 グループのHPはここ→http://www.snbad.info/petition.htm
 重金属や特定化学物質の排出は法律で禁じながら、それを無制限
に吐き出す焼却炉に大量の補助金をつぎこんでいる、こんな実態に
日本人も早く気づいてほしい。2009.9.15

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/