「最多更新」とワクチン接種者増加の関係

 

コロナ感染連日最多更新中!すさまじいメディアのあおりですが、今の時点での疑問点をいくつかまとめてみました。

1.なぜ「有病者」の数を報道しないのか? 

 以下、8月29日と30日の「速報」を拾ってみました。

全国の重症者2070人 17日連続過去最多 新型コロナ [2021/08/29 12:42]

新型コロナ重症者 全国で2075人 最多の更新続く [2021/08/30 11:52]  

 「重症者」の増加は一日で5人だけ。それを「累計」?を出しているから、大きな数字がインプットされる。

 あと、地域ニュースの見出しは、基本的に「感染者」の数です。

新型コロナ 大阪で2389人 2000人台が6日間続く [2021/08/29 17:18]  

  大阪府によりますと、29日、新たに確認された新型コロナウイルスへの感染者は2389人でした。6日連続で2000人を上回り、13日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。また、亡くなった人は2人でした。

新型コロナ新規感染 大阪で1605人確認 月曜最多 [2021/08/30 17:35]

  大阪府によりますと、30日、新たに新型コロナウイルスへの感染者が1605人確認されました。23日の月曜日と比べて47人増加し、月曜日としては過去最多となりました。また、死亡が確認されたのは2人です。

 どの記事でも、コロナ新型肺炎の「確定診断数」や「入院者数」を出さないのは極めて不正直です。それに、「感染者」とは発病した人ではなく、いんちきPCRテストで「陽性」と判断された人に過ぎないのは常識です。また、「感染者」の多くは無症状、あるいはごく軽い症状とされていることもよく知られています。

 「発病者」情報抜きの報道をしているのは国営放送も同じ。 

    日本国内の感染者数(NHKまとめ)(8月30日 23:59 時点)

感染確認

重症

死亡

退院

日本国内 ※

147万2941
前日比 1
万3638人

2075

1万6004
前日比 +46

119万1060

うちチャーター機

14

クルーズ船

712

0

13

659

 

 一番わかりやすいのが「クルーズ船」です。重症者がゼロなのに13人亡くなっている。…彼らの死因は不明ですが、まちがっても「コロナ」じゃない。医原病(病気治療、あるいは治療ミスによる死)の可能性が高い。

 

2.なぜ感染報道に「ワクチン接種者情報」が抜けているのか?

 世界各国から、コロナの新規患者(感染者ではない)の多くはワクチン完全接種者だという報告が出ています。これが予期されていた「ブレークスルー感染」で、ワクチン接種者がコロナにり患すると、症状が重くなり、死亡率が高いことも、今、世界中で問題視されています。

 イギリスーーー2月1日から8月2日までの間、デルタ株感染により死亡した742人のうち、402人は完全接種済み、79人は1回接種済みで、253例はワクチン未接種者でした。イギリスではBBCラジオのキャスター、リサ・ショーさんがつい最近、ワクチン接種後に死亡していますが、死因はアストラゼネカのワクチンでした。44歳で全く健康だった彼女の死亡について、検視官は「ワクチン誘発性血栓」により、脳内に生じた血栓が死因であることが「明確に立証された」と述べています。 ffreewestmedia.com

 イスラエルーーーファイザーと組んで、ワクチン優等生を誇っていたイスラエルは、ワクチン大量接種によって抑え込んだはずの「コロナ」が激増しています。で、3回目の追加接種を余儀なくされる事態に追い込まれていますが、その新規の患者たちはほとんどがワクチン接種者。「重症者の95%はワクチン接種者だ」「入院患者の85~90%がワクチンを完全接種していた」「我々はさらに多くのコロナ病区を設けている」「ワクチンの効果は弱まり、消えている」とは、チャンネル13に出演したHaviv医師の発言。論文も出ています。https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.08.24.21262415v1.full

 オーストラリアーーーシドニー、NSW州の発表によると、141人の新規入院患者のうち43人がICUで治療を受けている。年齢は10代が1人、20代が7人、30代が3人、50代が14人…141人のうち、一人以外はみなワクチンを受けていた。

 

 「抗体依存性免疫増強」がを証明する状況になっているわけです。コロナり患者はすでに体内には抗体ができていて、それがワクチンによって増強され、免疫の暴走が始まる・・・というところですが、そのような副作用が起きる可能性が高いことも早くから指摘されていました。でも、メディアは報道しない。

 

3.なぜワクチン副作用情報を流さないのか?

 

 欧米では副作用情報、あるいはワクチンに対する懐疑的な記事が出始めていますが、日本の大手メディアは、3万件以上の副作用、1000人以上の接種後死亡が報告されても、まったく伝えない。それどころか、あいらず「コロナワクチンは安全、有効」というウソを流し、あげくは「妊婦も積極的に打ちましょう」・・・アメリカでは、8月23日に正式承認された(もちろん怪しい承認)ファイザーワクチンでさえ、「今後、妊婦に対する接種の影響を研究する」としているほどで、妊婦への接種の安全性はまったく確かめられていません。またこれも前記事 接種者に近づかないで! ファイザー文書の「妊娠中の暴露」とは (08/19) で書いたように、異常出産が起きた場合、自動的にワクチンの「有害事象」とされることになっている。

 

 以上の報道姿勢によって、多くの市民の頭には、「感染すると死亡する」「コロナは怖い」という恐怖感が刷り込まれ、理論的に考えられなくなります。だからワクチンに飛びつくーー副作用増えるーー病院に行くーーPCRで「感染確定」ーー治療法がないから死亡ーーコロナ患者激増。・・・こういう図式なんですね。

2021.8.31

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/