「ジカ熱」は小頭症激増の本当の原因隠し?

  山本@ホーチミンです。今日からテト(旧正月)で、人々が帰省した街はとても静か。なかなか面白い街ですが、バイク軍団の多さと、おそらくそれによる空気の悪さ(開発もすごい)に閉口しています。今日はお昼からメコン川クルーズに出かけます。
 さて
 前記事でギランバレー症候群とジカ熱が集団発生していると書きましたが、ワクチンとの関連でググってみると、すでに山のような情報がありました。以下、いろんな資料をもとに、これまでの流れを整理してみましたが、これを読むと、「ジカ熱」騒ぎは、なんらかの意図をもって突然浮上してきたことに気づかれるでしょう。

 ■ジカウイルスが初めて「発見」されたのは1947年(アフリカのジカ森林で捉えられたアカゲザルから分離されたため、こう呼んだらしい)。ジカ熱は南米、アジア、アフリカで知られていたが、デング熱などに比べて軽い疾患とされ、ほとんど注目されてこなかった。
 ■2015年12月、ブラジル政府は、同年10月以来、小頭症児2400人が生まれたことをもって緊急事態を宣言。2016年1月には3530に達した(なお2015年同時期には150例以下)。解剖によって体内からジカウイルスが発見されたことから、小頭症の原因を、蚊が媒介するジカウイルスであるとした。同ウイルスは母親の羊水からも分離されていた。
 ■それまでほとんど「無害」とみなされていたジカウイルスが、なぜ突然、「凶暴化」したのか、それを説明する資料はまったくない。
 ■しかしその一年前の2014年8月、ブラジル政府は、すべての妊婦に対し定期の予防接種にTdapワクチン(破傷風、ジフテリア、無菌性百日咳)を加えている。2013年に百日咳による死亡が109件になり(平年の7倍)、母親と子どもを守るというのが理由。
 ■母親たちは妊娠27週から36週までに同ワクチンを打つように義務付けられた。さらに出産の20日前に追加接種を求められた。なお、他の南米諸国も同じような三種混合ワクチン強制接種を導入している(アメリカでは2011年に導入済み)。
 ■小頭症児の発生は、それからちょうど一年後のこと。

 ■使用されたワクチンはサノフイ・パスツール(フランス)の製品とグラクソ・スミスクライン(GSK、イギリス)のBootrix。
 ■三種混合ワクチンは「危険性」が証明されている。アフリカではTDPワクチン接種後、多くの幼児(女児)が死亡し、ギニアービサウでは一回目の接種で小児脂肪率が二倍になり、二、三回目の接種で四倍になった。アメリカではワクチン被害補償プログラム(VICP)においてDTPワクチン被害に最も多くの保障額が支払われている。
 ■三種混合ワクチンは、接種後、散財性急性脳炎(ADEM)を発症する例も非常に多く、生後すぐ~5歳までのADEM患者の多くがこのワクチンを受けていた。同ワクチンには神経毒であるアルミ・アジュバントやチメロサールが含まれており、それが影響していると考えられている。
 ■三種混合ワクチンには、少なくとも、ジフテリア毒素、破傷風毒素、百日咳抗原、百日咳毒素、ヘマグルチニン、ペルタクチン、水酸化アルミニウム、りん酸アルミニウム・・・などが入っているが、それらの生体へ対する安全性(個別で、あるいは相乗効果として)は、まったく証明されていない。
 ■GSKのBoostrix® の添付文書には、「・・・メスのラットに対する成長毒性試験では胎児への影響は認められなかった。妊娠能力に関する動物実験は行われていない。妊娠女性に関する適切な対照群調査も行われていない。動物の妊娠能力に関する研究は必ずしもヒトにはあてはまらないため、Bootrixは本当に必要とされる女性にのみ接種されるべきである」と書かれている・・・つまり、ヒトへの安全性はまったく証明されていない。
 ■GSKのBootrixにはさまざまな問題物質が含まれているが、中でも、激しい自己免疫疾患をひきおこすことで知られている油性アジュバントのポリソルベート80が気にかかる。

 ・・・ざっと見るとこんな感じ。GSKのワクチンに含まれているポリソルベート80は、激しい脳症(回復できない)を引き起こすだけでなく、妊娠が持続できない効果も指摘されています。それを見境なく妊婦に打ちまくった結果、短い期間に集中して小頭症児が誕生しているのではないか、と考える方がはるかに合理的なんですけどね。それを「ジカ熱」としてしまった、ブラジル政府は、グローバル企業とアメリカに対してなんらかの弱みを握られているんでしょう。ま、日本の政府もそうですが。2016.2.8

【参考サイト】

Is
Zika Virus Or The Tdap Vaccine Causing Birth Defects In Brazil?
Jan.28, 2016 by
Carol Adl
 http://yournewswire.com/is-zika-virus-or-the-dtap-vaccine-causing-birth-defects-in-brazil/

Brazilian
shrunken head babies

Red Alert: The Vaccine Responsible for Half the Awards for Injury and Death, November 02, 2011 http://articles.mercola.com/sites/articles/archive/2011/11/02/why-is-this-vaccine-causing-increased-infant-mortality.aspx

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/