7.24反がれき緊急集会報告 ②

 まず、7月26日の抗議行動の動画はこちらです。⇒http://www.ustream.tv/recorded/24254793
  でも・・・う~、完全に暗闇。プラカードと人の姿は見えるけど、後は・・・? 声は・・・?
 でも、とにかく、お疲れさま!
 で、次に7月24日の緊急集会の報告の続きです。
 「横須賀・芦名の現状」では、芦名町内からどうして反対の声が上がらないのか、それを押さえている勢力がある、と、さまざまな資料を用いての説明。これは私もかかわっているので、まったく同感です。。「役員会はなぜ反対しないのか?」との質問に対し、「どうせやってもつぶされる、敗北主義じゃないのか」との回答に、場内からどっと笑いが起きました。でも、自治会、町内会、その連合会などはすべて行政の手先。是非などどうでもよく、喜んで国策を住民に押し付ける役割を負った存在なのです。だから、地域のボスを早く変えないと、状況はもっと悪くなりますよ。
 ど~んと来たのは、「セシウム入りみかんと戦う」のリポート。
 セシウムが検出されたミカンをなぜ学校給食に出すのか、最も子どもを守らなければならない教師たちが、なぜ子どもに食べることを強いるのか。発表者は、これまで何万枚ものチラシをまき、各校に出向いてセシウムみかんを食べさせないよう校長・教師に求めたといいます。でも、横須賀は改まらず。戦時中、教え子を「聖戦」に借り出したシステムとまったく同じで、心からぞっとしました。私はまだ給食問題には取り組んでいませんが、これも焼却同様、段階的に停止すべきでしょう。もともと食糧難の時代に、欠食児童のフォローとして始まったものだから、すでにその存在意義はなくなっています。でも、給食は、制服や教科書、修学旅行と同じように、学校利権。もっとも目が届きにくく、最も洗脳の工具にされやすいから、気をつけなきゃ。「権力と戦う時、お伺いを立ててはダメ」という報告者の言葉が印象的でした。
 あと、魚網の話がありました。「出す側」の取材を入れた報告でしたが、魚網はいわば、似ても焼いても食えない処理困難物なのです。おまけに放射能にも汚染されてるし、鉛も含んでいるし、おそらく防汚剤も含んでいる。地元で安全に処理できないものを、人口密集地に押し付けるというのは、いかに被災地でもまずいんじゃない? ちょっと被災地側をつついてみなきゃ。
 この日の動画はここから⇒http://www.ustream.tv/recorded/24216149
 私は1:14ごろから出ていますが、どのリポートも真摯ですばらしいので、ぜひご覧下さい。マイクの用意がなくて、少し聞きとりにくいのはご容赦。2012.7.28
 それから、緊急の署名活動を始めます。今日からスタートで8月3日までに500通は集めたい。
なんですが、ブログアップの方法がわからないので、神奈川をがれきから守る会にアップをお願いしています。そちらをぜひ見て。
 私はこれから長野に向かいます。2012.7.29

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/