長浜市がれき受け入れ見合わせ

 関西キャラバン終了、今日中に関東に戻ります。今回のツアーの途中で、いいニュースがひとつ。滋賀県の自治体のいくつかががれき受け入れ中止を表明しました。
長浜市と米原市、がれき受け入れ見合わせ決める 他自治体でめど/滋賀
毎日新聞 7月12日(木)16時4分配信
 東日本大震災で出た大量がれきの処理受け入れを前向きに検討してきた長浜・米原両市と湖北広域行政事務センターはこのほど、「広域処理の状況が変わった」とする環境大臣からの通知を受け、当面の間、がれきの受け入れを見合わせることを決めた。先月29日付の環境大臣通知によれば、岩手県の可燃物、木くずは既に実施・調整中の自治体の受け入れでめどがつき、宮城県の可燃物についても大きく進展し、大量に受け入れる自治体施設との調整を行う、との内容。長浜市など3者が協議した結果、現在の状況が変わらない限り、受け入れを見合わせることを決め、今月5日に公表した。3者は「状況に変化が生じ、国から新たな要請があれば、また前向きに検討したい」としている。【桑田潔】

 ちょうどこの新聞発表があった日に、長浜市で行政交渉をしたのですが、英断に感謝、です、
ただし、滋賀県は民間事業者の動きに注意が必要。これについては帰ってから私もフォローするつもりです。2012.7.17

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/