野焼きとぜんそく 2

 忙しくて忘れていましたが、渡良瀬のヨシはすでに焼かれていました。サイトには以下の注意と、当日の写真が掲載されていました。

 当日および実施後当分の間は、風向きや上昇気流により灰や煙が飛散し、洗濯物への付着、庭や屋根への降灰等の可能性がありますので、洗濯物や窓の開閉には十分ご注意願います。皆様にはご迷惑をお掛けする事がございますが、ヨシ焼きの必要性をご理解頂きご協力いただけますよう宜しくお願い致します。
 平成25年のヨシ焼きは3月17日(日)21時10分に終了しました。


 
 
 ヨシ焼きの黒煙で空が真っ黒になっているのを見ると、本能的に危険を感じますが、主催の「渡良瀬遊水地ヨシ焼き連絡会」のサイトには、放射性物質についても、PM2.5についても注意なし。でも、「野焼き」は、↓の記事にあるとおり、汚染と健康被害を広げているのです。

 もみ殻の煙でぜんそく発作 秋田大助教授ら研究
 2004/11/29配信  
 稲刈り後の稲わらやもみ殻を燃やしたときに出る煙の中に、ぜんそくの発作を 引き起こす化学物質が含まれていることが、秋田大学医学部の臨床検査医学教室の萱場広之・助教授らによる研究で明らかになった。専門家は「ぜんそくとの関連性を科学的に裏付けたのは初めてではないか」と指摘している。きっかけは、地元のぜんそく患者からの相談だった。稲刈りの時期(9~10月)、発作による受診が急増。萱場助教授は脱穀後に出るもみ殻が原因とみて研究を始めた。もみ殻から出た「ちり」の抽出液を分析すると、細菌内毒素(エンドトキシン)が含まれており、体内でアレルギーを引き起こす「好酸球」を活性化させていた。また、ちりが飛ばない地域でもぜんそくの発作が起きている実態から、もみ殻焼きの煙も分析。すると「シックハウス症候群」の原因とされるアセトアルデヒドやホルムアルデヒドなどが検出された。(後略)http://www.asahi.com/national/update/1129/007.html 

 

  地元が騒がない限り、役所はすべてを「フクシマ前」に戻そうとするでしょう。「フクシマなど、なかった」という主張を通さないようにするには、市民が行政を主導しないとね。
 なお、このヨシ焼きで異変を感じたは、こちら↓にお電話を。責任者は首長ですが。

栃木市藤岡総合支所 都市建設課

0282-62-0908

小山市役所 企画政策課

0285-22-9354

野木町役場 政策課

0280-57-4101

板倉町役場 企画財政課

0276-82-1111

加須市北川辺総合支所 環境経済課

0280-61-1205

古河市役所本庁舎

0280-92-3111

利根川上流河川事務所藤岡出張所

0282-62-2142

(財)渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団

0282-62-1161

2013.3.25

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/