羽田のコロナ検疫が異常すぎる

 久しぶりに夏休みを海外で過ごし、9月になって帰国しました。この二年、「コロナ規制」で渡航しそびれていましたが、思い切って出てみると、日本の遅れぶりが目につきました。(海外からはセキュリティの関係でブログの編集ページが開かなかったため、長いことお休みしていました。悪しからず。)

 渡航先のタイはもう規制が緩和され、日本の空港でPCRテストの陰性証明書を空港で見せればそれでOK、入国審査でも検疫チェックなどなく、着陸から十数分後には街に出ることができました。ところが帰国した日本では何が起きたのかと驚くほどのものものしい警備体制に驚かされました。まず、出国72時間前にPCRテストを受け、陰性証明書を受け取らなければなりません。費用も時間もかかり、ウイルスの証明にも感染の証拠にもならないのに、いつまでこういう馬鹿なことをやるのか。それだけでは終わらず、この陰性証明書を、スマホにダウンロードした「MySOS」というアプリで読み取り、プライバシー情報などを細かく書き込み、長いアンケートに答えるなど、時間がかかる面倒な手続きが必要でした。完全に情報保護法違反ですが、「緊急事態」を口実に、公然とそれを義務付けているという違法ぶり。しかも、この手続きを経ないと、入国が拒否されるというから驚き。

 そして、羽田では、飛行機のドアを出たところから係官が「陰性証明書を」とわめくし、検疫セクションにたどり着くまでに、大勢の学生?バイトを動員し、数回にわたってスマホのアプリの有無を聞かれ、QRコードを見せるよう要求されます。何人目かに要求された時、そのしつこさに、「いつまでこんなことやってんの?」と怒ってしまいました。そしたら係官は「ごもっともです。すみませんね~」と言っていましたけどね。

 これが「ファストトラック」で、この手続きをしていないと、別のデスクでいちいち係員の質問に答えなければなりません。これはたとえワクチンを受けている人も同じで、接種証明書をアプリで読み取っていない限り、長蛇の列に並んで手続きを受けることになります。ウイルスを検出することもできないし、「コロナ」罹患を確認することもできないPCRテストは、今や完全に業界金儲けのための通過儀式となっています・・・腹が立つ。

 マスクに関しても同様。バンコク行の便はノーマスクでも問題ありませんでしたが、帰国便は日本の航空会社だったため、登場時に早速注意されました。でも山本は「はいはい」と答えて無視。機内でも注意されましたが、かけるふりしてすぐ外し、後は帰宅するまで基本的にノーマスク。

 タイでは、欧米人の多くは、バンコクでも、リゾート地でももうマスクをしていません。私は最初に乗ったエアライントレインだけはマスクを着けましたが(警察が見張っているので)、その後は、基本的にノーマスク。ただし、都市の空気が悪すぎて、自らマスクをする場面もありましたけどね。とにかく帰ってきてみて、この暑さの中、子どもたちがまだマスクで顔を覆っているのにぎょっとしました・・・日本の異常さを再確認、何とかしないと。2022.9.15

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/