第二回目勉強会、盛会でした!

 知らない人はびっくりするかもしれません。「ワクチン反対の会 神奈川」たって、3月に発足したばかり。市民運動なんか縁もゆかりもなかったパパやママが、いきなり県の中心である開港記念会館で勉強会を開き、ほぼ満員にしたんだから。関西から駆けつけてくださった方もいらして、感謝します。

 挨拶は、1歳半の坊やを抱っこした若いパパにお願いしました。次に、メンバー数人が、それぞれ厚労省、県交渉、市町村交渉を短く報告しましたが、みなに共通していたのは、「役所の職員がいかにものを知らないか」「ただ厚労省にやれ、と言われてやっているだけ」「無責任」「これって自治事務に反する」という感想でした。それまで「自治事務」なんて知りもしなかった市民が、ほんのちょっとの教育と数回の実体験を通じて問題に気づき始め、「市民」になってゆくのだから、そりゃ面白い。知識を身につけた市民はだまされません。

 ワクチントークの青野さんには、「前橋リポート」について話していただきました。これは前橋市医師会らを中心とした5年にわたる対照群調査です。調査班は、「学童に対するインフルエンザワクチンの集団接種を再開すべき積極的な理由は見いだせなかった」という有名な結論を引き出し、それが日本じゅうに「ワクチン反対」の動きを広げ、義務接種廃止につながったのです。「今は生後2か月から半年頃までに定期接種だけでも10回。任意接種を入れると15~16回。小学校に行くまでに全部受けると30回くらい。インフルエンザも受けると40回を超える。これほど多くの医療行為を行うようになったのはここ数年のことです」という言葉が印象に残りました。

 私は、1時間半ほどの内容の資料を用意していましたが、ちょっと時間が足らず、最後は駆け足。とても勉強になったという声もありましたが、ちょっと難しかったという意見も・・・もうすこし時間をかければ、決して難しい話ではないんですけどね。でも、参加者は集中していて、子どもの声も気にならないようでした。

 ん、どんなことを話したのかって?

 インフルエンザワクチンは効かない。それどころか毒物と化学物質の塊。2009年の新型インフルエンザワクチンによる死者は131人にものぼった(厚労省報告↓の2ページ。 http://www.kagoshima.med.or.jp/people/osirase/newinful/siryo-23.pdf 

(なお、報告書は意識して検索しないとなかなかヒットしません。なぜか化血研のワクチンでの死亡が多い。また、輸入ワクチンによる死者がゼロというのはおかしい…何かある)。次は11月、藤沢で子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)に関する勉強会を行います。よかったら来てね。2014.9.24

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/