水源地に産廃処分場を作りたがる米子市長

 山本は今年2月からかかわっている米子市の「淀江産廃処分場問題」。予定地の「淀江」は美しい大山の麓、いたるところに泉が湧き出ており、水源地として有名な地域です。

普通の自治体なら、首長が反対に立ち上がるはず。「環境汚染は許されない」「市民の命と安全が第一」と。

でも今の米子市長は「産廃処分場は必要だ!」「生活の利便性だけ享受しておいて、反対するのは自分勝手!」と、完全に産業界の側・・・ここにいたるまでにも、多くの情報隠し、法令の違法解釈(燃え殻は「一般廃棄物」だそうです)不作為、市民監視、尾行など数々の不正があったんですけどね。それをすべて否定して、「産廃ありき」というのだから、相当産業界のプッシュがあるはず。・・・書き始めるとキリがないので、今日はおしらせだけ。

 この計画に反対する若者が中心となり、24日は↓のようなデモを行うそうです。

 

 発足したばかりの「米子ゼロ・ウェイストを実現する会」は、今後、若者たちの意見を行政に届ける活動も行っていくとのことで、なかなかたのもしい。お近くの方ぜひご参加を。米子に友人・知人がある方にもぜひ知らせてあげて下さい。2017.6.23

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
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