岐阜県の核融研における核融研における「重水素実験」の記事を何回か書きましたが、これについて、「初めて知りました」「どうしたら止まるのでしょうか」というコメントが何本か寄せられています。で、私のレスは:
「核融研の実験ですが、今からでも止めること(一時停止、実験延期という意味)はできます。ただし、そのためには、研究所にもっとも近い住宅地の人々が、実験中止を求めて、必死で、直接的な行動(研究所前での座り込みなど)を起こす必要があります。
むずかしいのは、このような施設が立地している地域の人々は、往々にして無知・無関心・動かない、という傾向があり、呼びかけても立ち上がることはまずないこと。戦う前からつぶされとる。そのため、地元ボスと行政・企業が同意の覚書や協定をかわすのを許してしまっているという点です。原発と同じで、推進側は地域のそんな特徴をよ~く研究しているんですね。
また、近隣自治体とその住民はこの実験について知らされておらず(地元説明会さえない)、多くの人が何も知りません。原発には放射能を恐れる人々の反対運動があったし、今もあります。一方、重水素実験でもトリチウムや中性子が出てくるし、実験によって施設が放射化することもわかっていますが、具体的な地元の反対運動はありません。今、できることは、研究所やお住まいの自治体に連絡し、「どうなっているのか」「汚染の可能性は」「何かあったら避難は?」「説明しろ」「止めろ(止めさせろ)」などと申し入れ、まわりの人々に問題を知らせることです。その連絡先は下にまとめました。できれば、止める権限のある市長と話して下さい(=秘書室)。その結果を、山本に知らせてください。
ちなみに、岐阜県環境部の坂口芳輝次長は環境省からの出向組(昨年7月以来)で「5年前、三重や大阪のガレキ説明会に来ていたヤツ」だそう。どうも核汚染マフィアは岐阜に集結しているような感じです。2017.2.6
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