旭川、コロワク接種後死亡した40代男性の詳報

…というわけで、前回の専門部会以後、ワクチン接種後の死亡数はいきなり倍増しました…高齢者への実験ワクチン接種が死亡率の情報をもたらすのは警告通り。ところが、「専門家部会」はこれを「たいしたことではない」とみています。

高齢者8人 ワクチン接種後死亡 “因果関係評価できず” 厚労省(4/30

2021430https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/japan_2021/

    厚生労働省は、新型コロナウイルスのワクチンの接種を受けた高齢者のうち、男女8が新たに死亡したと発表しました。いずれも接種との因果関係は評価できないとしています。これは、厚生労働省が430日開いた専門家部会で報告しました。 死亡したのは77歳から101歳までの男女8人で、419日から23日までにファイザーのワクチンの接種を受けました。それぞれ接種の5日後までに、脳出血や肺血栓塞栓症などを起こしたということです。厚生労働省は、接種との因果関係について「死因に関する情報が不足していることなどから評価できない」としています。427日までに接種を受けた高齢者や医療従事者合わせておよそ228万人のうち、死亡が確認されたのは合わせて19人となりました。また、422日までに報告された接種後の症状のうち、国際的な評価指標でアナフィラキシーに該当したのは合わせて94件で、およそ26800回に1件の割合でした。これらの報告について、厚生労働省の専門家部会は「現時点でワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない」として引き続き接種を進めていくことを了承しました。

 アナフィラキシー発生率も相変わらず過小評価していますが、死亡原因の多くが血管障害というのは注意が必要です。なぜなら、3月20日、接種翌日、突然死した46歳男性の死因も血管障害ー大動脈解離ーだったからです(この件は コロワク接種翌日、40代男性が死亡 (04/26) でお伝えしたものです)。

以下厚労省の資料から。

「事例11」https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000775315.pdfから

(1) 患者背景 46 歳の男性

(2) 接種されたワクチン:ファイザー株式会社「コミナティ筋注」 ロット番号:EP2163 接種回数1回目

(3) 基礎疾患等

(4) 症状の概要

  接種日時:令和3年3月 19 日午後 16 時 00 分頃

  発生日時:令和3年3月 20 日午後 15 時 25 分頃

  死 因 等:急性大動脈解離

  心タンポナーデ 要:予防接種翌朝より背部痛があり、近医整形外科受診。整形外科的な問題はなく、心配であれば内科受診をするよう勧められた。帰宅後、パンを食べていたら突然いびき様呼吸となり反応がなかったので救急要請。救急隊接触時心電図上、無脈性電気活動(PEA)。病院到着時変わらず、直ちに気管挿管が行われ、アドレナリンが合計3アンプル使用されたが心静止から変化なく、午後 16 時 27 分死亡確認。死亡時画像診断ではスタンフォード A 型の大動脈解離を認め、心タンポナーデを形成していた。直接死因は急性大動脈解離であることが、報告医療機関から家族に伝えられた。

(5) ワクチン接種との因果関係(報告者の評価) 評価不能 報告者意見:直接死因は急性大動脈解離と考えている。発症年齢としては多少若く、ワクチンとの因果関係が全くないとは判断できず院内で検討の結果、報告することとした他要因の可能性の有無:有(急性大動脈解離)

(6) 専門家の評価 ○因果関係評価:γ ○専門家コメント:なし

 急性大動脈解離とは、何らかの原因で血管内膜が裂けて、そこから血液壁(血管外膜部)に血液が流れ込み、亀裂が全身の血管に及んで行く病態です。このためあらゆる臓器が影響を受け、脳の場合は脳梗塞、心臓の場合は心筋梗塞や心不全、そしてこの男性に起きていた心タンポナーデ(心臓近くの血管が破裂し、心臓周辺に血液が溜まって心臓を圧迫する状態)がおきます。特徴は、突然襲ってくる想像を絶するほどの激痛で、その痛みは、意識を失ったり、ショック死に至ったりすることもあるとか。

(参考:https://medicalnote.jp/contents/170622-004-CX)
 …まるで「呪い」のような恐ろしい病態です。以下は大動脈解離の症状。

  • 突然の胸部や背中上部、あるいは腹部の激痛。その痛みは引き裂かれるほどと表現される。
  • 意識喪失
  • 呼吸困難
  • 突然の発話困難、視力喪失、半身の脱力あるいは麻痺(脳卒中同様)
  • 腕や太もも片側の脈拍 低下
  • 下肢痛 、歩行困難、脚の麻痺

(https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/aortic-dissection/symptoms-causes/syc-20369496

 

 接種後、上記のような変化を感じた方は、決して躊躇せず、すぐ救急車を呼んでください。上記のように、ワクチン接種後に起きる大動脈解離は、すぐ治療を受けないと死に至る危険な病態だからです。

 持病もなく健康で、働き盛りだったこの男性の死に哀悼を捧げます。彼は突然の背中の痛みをせいぜい筋肉痛くらいにしか思わず、近所の整形外科でを訪れたのでしょう。彼にとって不幸だったのは、この医師が状況を正確に判断できなかったこと。男性の方も、それがワクチンと関係があるなどとつゆほども思わず、コロナワクチンを打ったことも伝えなかったと思われます。なぜなら彼は医療従事者として、「ワクチンは命を救う」と信じていたはずだからです。

 アストラゼネカやJ&Jのコロナワクチンによる「血栓」がしきりに取沙汰されていますが、血管を傷つけているのはファイザーワクチンもモデルナワクチンも同じ。それだけでなく、これらのワクチンは意図的にヒトの免疫系を完全に破壊することを狙っている、このままでは犠牲者はもっと増える。山本はそう確信しています。どうぞ地域のみなさま、自治体に「実験ワクチン接種は止めろ」と申し入れてください。(更新5/02朝)

2021/5/2

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/