日野市の広域ごみ焼却炉、やめんか

  ブログ読者からSOSが入りました。この方は重症のCS患者で、311以後は症状が悪化し、人にも会えない状況になっています。その彼女が住む日野市にごみの広域処理施設の計画が持ち上がりました・・・・・・かなり前からくすぶっていた計画ですが、市民たちが有効な手を打てないでいる間に、手続きが一歩進んでしまったようです。

 ごみ焼却は「開放型処理」。ごみ問題の解決にならないどころか、さらに汚染を広げます。原発事故を経験した日本は、むしろ焼却炉を段階的に減らし、焼却処理ではなく、「燃やさないごみ処理」に向かわなければならないのですが、友人の問い合わせに、日野市の職員は;「(説明会に)来ても、日野市民以外は追い出されます。絶対に入れません。PM2.5までキャッチできる最新の施設ですから、反対派の声もずいぶん無くなってきました」と答えたそう。
痴呆(地方)都市は311から何も学んでいないようです。ごみが利権の巣だってこともあるけど。
 そこでみなさまにお願いですが、日野市在住の友人やお知り合いに、この事業のことを伝え、説明会などで反対を表明してくれるようお伝えくださいませんか? 都内都下の焼却炉では相変わらずがれきを燃やしているし、なんとか歯止めをかけないとなりません。
 
> 毎日新聞の記事はこちらです。
> http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20130618ddlk13040310000c.html
> 日野市のHPはこちらです。
> http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/198,111827,314,1875,html

> 地元の説明会は下記日程です。
> 6月26日19時~  平山季重ふれあい館
> 6月27日19時~   七尾中学校
> 6月28日19時~ 多摩平の森・ふれあい館(多摩平団地内)
> 6月30日(日曜)14時~  生活保険センター
> 7月3日19時~   大坂上中学校食堂
> 7月4日19時~    日野第3中学校
> 7月5日19時~    日野第4中学校
2013.6.22

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/