小田原市の環境犯罪ーまだ続く市街地の農薬散布

 このブログを設けたきっかけは、小田原市のみさかいのない農薬散布に怒
ったからでした。2007年夏、ひどい農薬反応症状を起こした管理人Ⅰさんを
助けて、市や県に行って訴え、政治家に助けを求めました。
 でも、誰も何にもしようとしないのです。なぜ?
 訴える人が少ないから。圧力団体にもならないし、票にもつながらない。
 小田原市にいたっては、「特異体質です」ってなもんです。
 冗談じゃありません。訴える人が少ないのは、市民が農薬散布の事実も、その
健康被害のことも知らないから。毎年5,6月に決まっておきる不快な症状を、市
民は「持病」と考えているはずです。何回か小田原に出向いた私も、お城周
辺でビラ配りをしていた時、頭痛に教われました。ほとんど頭痛知らずなのに。
 被害を訴えたら、市はお城の「地上散布」は中止しましたが、代わりに、
今年1月22,24,25日に、「樹幹注入」を強行しています。3年に1度でいい
というので、毒性が強いのを心配し中止を求めましたが、市は聞き入れません。
緑と海が美しく、良好な住宅地と考えられている小田原市は、行政の無知と
農薬メーカーの利益至上主義のせいで、実はひどく汚染されているのです。
 観光客や子どもたちは、何も知らず、農薬をたっぷり吸い込んだ城址公園を
散歩したり、そこで遊んいますが、気づいいた人たちは、すでに小田原を逃げ
出し始めています。管理人Ⅰさんもその一人。
 やむを得ず小田原に住み続けている人たちは、また体の異変に気づき始め
ました。12月にはその度合いがひどくなり、多くの人がさまざまな化学物質
過敏症の症状を訴えているようです。小田原市はまだ毒物を散布するつもり
なのでしょうか。これは環境犯罪です。2008.12.21 

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hiromachi