京都市長へワクチン警告書を出した

 2月5日の 京都市と「コロナ行政交渉」した (02/08) に続き、2月17日は京都市長へ「警告書/質問状」を出しに行きました。5日の担当者のあまりの無知・無能・自己保身ぶりをみると、市民意見を市長に届けるとは思えなかったからです。

 提出だけなのでアポなし。普通、どの自治体でも秘書課はーー多少ごちゃごちゃ言ってもーーおとなしく受け取ってくれます。ところが京都市はそうじゃなかった。

 事前に報告があったらしく、市長室に至る狭い廊下の真ん中に秘書課のN氏が立ちはだかっていたのです。緊張と恐怖にあふれた顔つきで。来意を告げ、市長が在室かどうか聞くと、「お答えできません」とくり返すだけ。…これは、市長はコロナの件では絶対市民と会わない、話をしないという意味(問題がわかっているからではなく、そう「指示」されているからです)。で、職員に「絶対市民を入れるな」と命令したのでしょう。そして、怒った市民との間で押し問答が続いている最中、市長はガードマンに保護されてこそこそと「脱出」。エレベータに乗り込もうとした彼の背中に「コロナワクチン接種事業は違法ですよ!」「後で文書を出すからちゃんと読みなさい!」と伝えましたが、耳に入ったかどうか。

 その後、市民側は、全員を入れることを条件に別室へ移動しました。でも通されたのは1階の狭い倉庫室。椅子も足りず、おびえたN氏がドアを開け放っていたため(何かされてもすぐ助けが呼べると思ったか?)、風が吹き抜けてその寒いこと。

 

「実験ワクチン」接種事業は違法

 この日、山本は「警告書及び質問状ー違法な新型コロナワクチン接種事業の中止を求める」という文書を用意しました。

その理由として以下の五点をあげました。

1.コロナワクチンは実験ワクチンーー有効性・安全性は証明されていない

2.コロナワクチン接種者にすでに多くの被害が出ている

3.コロナワクチンの被害は事前に警告されていた

4.実験ワクチンを推奨するのは地方自治法違反

5.コロナ騒動に隠された意図

 3までをごく簡単に説明し、4に入ろうとした時、山本はN氏に聞きました。「公務員の仕事って何?」と。普通、こう聞かれると公務員ならーー新人であろうがベテランであろうがーー間髪を入れずに答えます。「住民の福祉の増進をはかること(地方自治法第1条)」とか「市民の安全と安心を守ること」とか。

 ところがN氏は答えられなかった。自治法を知らないのではなく、前段の説明を聞いて、うっかり答えられないと思ったからでしょう。で、4回目に同じことを聞くと、彼は「担当課を呼んでくる」と逃亡…京都市職員は、おそらく答えられない、答えたくない質問が出ると逃げろと教育されているのでしょう。

 結局、その後、市民側は再び市長室がある4階に行き、文書を渡そうとしましたが、そこにワラワラと現れたのは公安警察。その後さらに近くの交番から動員されたという警察官も到着し、狭いロビーは市民側、市役所側、警察側と合わせて超過密に(笑)。市側はこれで私たちがおびえるとでも思ったようですが、実際は火に油。市民側の怒りはさらに高まり、三者合わせて激しい舌戦が起きたのですが・・・担当課は「国策だからやるんだ」「説明は国に求めてくれ」と、説明責任完全放棄。

 最後は、1階ロビーで秘書課に警告書を手渡し、証拠写真をとって今日の行動を終えました。

 他のどの部局より首長の態度を反映しているのが秘書課です。そこが警察を呼び、市民を脅しにかかったというのは、もともと「町衆」が治めていたはずの京都市が、すでにグローバリスト・企業の支配下にあることを意味しています。

 そのことは、その後に向かった「京都市感染症企画担当課」(朝日ビル7階、予防接種法関連事務)でも証明されました。職員はまず、ビル表で私たちを待ち構え、ビル内に入らないよう脅したのです。それを無視して7階に行くと、なんとドアは施錠され、職員が内側からドアを背中で抑えていました。完全締め出しで説明責任どころではありません…おそらく、圧倒的多数の京都市民は、角川市政がどれほどひどいか知りません。市民の「かかわりたくない」という態度が、市をのさばらせているのです。

 なお、この日の行動については以下もご覧ください。

「ワクチン反対市民の会」FB 【2/17京都市役所の公務員は逃げた!でも受け取った!】

https://ja-jp.facebook.com/NoVaccineatKanagawa

 ツイッター(動画あり)

https://twitter.com/BlueMoo37955708/status/1363116077463474180?s=20

2021/2/23

 

 

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/