ワクチン正式承認ー殺人ワクチンの在庫処分?

 8月末の「勉強会」で、米におけるコロナワクチン「正式承認」について触れました。

 この「正式承認」のニュースを聞いて、これで(今打たれている)「コロナワクチン」の安全性が確かめられた、と思った人は少なくないでしょう。でも、そうではありません。米の「正式承認」にはウラがありました。

 まず、アメリカFDAが8月23日、「コロナワクチンを正式承認した」というニュースが流れたとたん、アメリカでは多くの企業、政府部門、教育機関が、一斉に従業員に対するワクチン義務づけ、あるいは接種証明の提出を求め始めたのです。その多くが「代替案(PCR定期テストなど)認めず」「締め切りは9月初め/9月半ば」「拒否する者は去れ」という厳しいもの。正式承認からわずか2~3週後の一方的命令は、ヨーロッパの「ワクチンパスポート」に並ぶ独裁的圧力です。

 しかし、FDAが実際に承認したのは、現在、アメリカや日本、そして世界中で、「緊急使用許可」あるいは「特例承認」の下で打ちまくられているファイザー/ビオンテックのワクチンではなく、まだ市場に出回っていない「新ワクチン・コミナティ」なのです。

 現在のワクチンは、「他に代わる製品がない」ことを理由に、FDAが特例的・一時的に使用を認めたいわば実験ワクチンで、副作用の発生は当然視されています(だから報道もされない)。そこに、「正式承認」されたワクチンが出てくれば、当然、それに置き換えられなければなりません。ところが今回の正式承認に際し、FDAはこうも述べています。

 「EUA製品は、公衆衛生上の緊急事態において、FDAが疾患の予防、診断、治療に効果があると思われる医療製品へのアクセスを提供するために使用できる。ただし、その製品を使用して、その製品の既知および潜在的な利益がその製品の既知および潜在的なリスクを上回るとFDAが判断した場合に限る」FDA Approves First COVID-19 Vaccine | FDA

 

 この文章は、たとえ正式承認されたワクチンが出てきても、「緊急事態」の間は、EUA製品(今のワクチン)をは使い続けることができるという意味です。また、EUA製品には「既知および潜在的リスク」があることも明言されていますね。

 また、FDAがファイザー社にあてた生物製剤承認の注釈には、次のような意味不明な下りがあります。

「認可されたワクチンは、EUAで認可されたワクチンと同じ処方であり、安全性や有効性に問題はなく、互換接種が可能である。これらの 製品は法的に区別されており、安全性や有効性に影響を与えない一定の違いがある」

「コミナティ(コロナワクチン、mRNA)は、16歳以上のコロナ予防薬として承認されているが、本EUAの再発行時点では、全人口に配布可能な承認済みワクチンは十分にない。さらに12~15歳までの承認済みコロナ予防薬も、免疫不全者への追加投与が承認された製品もない」https://www.fda.gov/media/150386/download

 独断と偏見で解釈すると;正式承認されたワクチンとEUAワクチンは、法的性質は違うが、中身は同じだからどちらを打ってもかまわない。ただし、新製品は量が少ないので、EUAワクチンの方を打っとけ、という感じですね。…つまり、FDAとメーカーは、多くの死者や健康被害を生んでいる現在の「実験ワクチン」在庫を、なるべく早く処分し、それまでに一人でも多くの人に打ちたいのです。だから10歳以下の子どもにまで手を広げているのでは?

 「コロナ騒動」は、初めから、すべてが仕組まれた、グローバル規模のジェノサイド計画です。その行きつく先がどうなるか、まだ誰にも見えない。この計画は、事業者とされた行政、医療従事者の無知と無能を見切って行われているため、事実がなかなか伝わらず、今後もワクチン信者は副作用に苦しめられることでしょう。

 でも、世論は動いています。コロナ騒動が「詐欺」だと気づく人も増えている。だから彼らは焦っているのです。

8月29日、世界中で多くの市民が「コロナ規制」に反対するデモ・集会を開いた。下はロンドン・トラファルガー広場の反マスク集会。毎週開催され、参加者も増加中。…世界中の市民が怒っている。

2021/9/5

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/