マクドの「分煙」

 2月11-13日は雪と雨の中、「大量監視社会とマインドコントロール」の 講演などで、各地を移動しました。2月14日は大阪城見物に出かけましたが、雪がかなり激しくなり、近くのマクドナルドに逃げ込みました。お昼すぎとあって、中はサラリーマンでほぼ満員。テーブル席ではなく、外に面したカウンター席に座りました。
 ところがそこは小さい喫煙室のすぐ隣だったのです。コーヒーをすすってほっとしたところに、タバコの強い匂いが漂ってきたので、喫煙室を見ると、その中は煙で見通しが悪いほど。そして、ガラスのドア(中央は開け放し)からも、上の窓(ガラスがはまっていない)からも、もうもうと一般席に煙が侵入しています。これで分煙?子供や幼児が来たら、まずいでしょうに。受動喫煙防止法はどうなってんの。
 で、店長に抗議しようと思いましたが、女性店員は「店長はいません。私はアルバイトで何もわかりません」。おいおい、キミたちの未来にも関係するんですけど…それで、店長の連絡先を聞きましたが、これも「わからない」と、どこかに調べに行きました。今のフランチャイズって、だいたいこんな調子で責任者はいないものなのでしょうか?
 しばらくして、彼女がようやく連絡先をもって戻ったので、「このままではいけない、タバコの煙が他のお客さんのところに行かないようにしないと。そう伝えて、その上でどんな対策をとったか、知らせて下さい」と、言うと、彼女不満げに「本社の方に言っていただけないでしょうか」…なんだ、もう打ち合わせしてある。そこで「この店のことを言っているんだから、この店の責任者の返事をいただきたい」と念を押しました。
 大坂中央区城見の「ツイン21MIDタワー1階」店でのできごとなんですけどね、現状は従業員にとってもまずいはず。とにかく半月は返事を待とうと思いますが大坂は東京より喫煙者が多いようだし、気づいたらみなさんもレストランや喫茶店に注意をうながしてみて下さい。2011.2.17

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
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