がれきからプルトニウム、ストロンチウムを検出!

 がれき焼却に否定的だった新潟県が、独自に試験焼却用のれきの放射能を測定、その結果、三条市の飛灰からプルトニウム、ストロンチウムが検出されたとのことです。以下はニュースサイトからそのまま転載。 http://merx.me/archives/29805

新潟県三条市 震災ガレキの試験焼却に係る
プルトニウム、ストロンチウムの検査結果を公表





これまではセシウムの数値のみが公開されるのが一般的でしたが、新潟県三条市は12月21日、震災ガレキの試験焼却に係るプルトニウム、ストロンチウムの検査結果を公表した。
新潟県が実施し、三条市に連絡が入ったものだという。
プルトニウム、ストロンチウムの検査結果を公表
[city.sanjo]
新潟県の泉田知事は以前から広域処理には否定的な立場で、IAEAの基本原則に従い、放射性物質は集中管理すべきと主張していた。
 そうかそうか、新潟県知事、がれき市長らにお手紙を出したのは、こういう背景があったからなのね。大槌町でも検出されているから、もう「安全」などとはいえないし、仮置場には、比較的「きれい」ながれきが来ているらしいのも、一部が焼却によって環境中に出たこともわかります。プルトニウムは非常に毒性が強く、その名も、地獄の王「プルート」にちなんっでつけられたもの。がれき広域処理では、「ないもの」として扱われていました。当然基準値もなし(あるはずがない)。でも、実際は焼却によって拡散する最大のの核種はプルトニウムなのです。ネットの状況がとてもわるいので、とりあえずここまで。2012.12.22
http://www.city.sanjo.niigata.jp/common/000066430.pdf 
(三条市)
http://www.city.kashiwazaki.niigata.jp/iexcms/files/article
/52625/201212211918000.pdf
 
(柏崎市)

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/