がれき「告発」、受理される!

 まだ「自然界の放射能と変わらない」なんて言ってるとは、さすがにイタイイタイ病を生み出した風土・・・こういう放射脳を再選させてしまった市民の責任は大きい!(怒) 静岡県島田市だって、かのがれき大好き桜井氏が新人に敗れたというのに…

 がれき、富山地区広域圏18日から受け入れ
2013年6月3日
 東日本大震災で発生したがれきについて、富山市などで作る富山地区広域圏事務組合は今月18日から本格的に受け入れることを決めました。富山地区広域圏事務組合によりますと、震災がれきの本格受け入れは今月18日から今年11月上旬までで岩手県山田町からおよそ2100トンを受け入れます。1日におよそ15トンを立山町の焼却施設で一般廃棄物と混ぜて焼却し、富山市山本の最終処分場に埋め立てます。本格受け入れを決めたことについて、富山地区広域圏事務組合の理事長をつとめる富山市の森市長は3日の定例会見で、「ご意見はいろいろありますが放射線は自然界にある数値と変わりませんから心配はいりませんよという説明を続けていきたい」と述べました。
震災がれきの本格受け入れは、県内では高岡市が今年4月から、新川広域圏事務組合が先月末から始めています。
http://www2.knb.ne.jp/news/20130603_36724.htm 

 がれき「告発」受理される!
 
 富山県市のがれき受入は、完全に、常識と理性、法律と手続きを無視した犯罪行為。これを認めてしまうと、以後の「汚染拡大」も認めることになります。そこで、5月初め、森市長を富山地方検察庁に告発しましたが、5月30日付けで正式受理されたとの連絡がありました。おそらく、ガレキ事業に関する告発の受理はこれが初めてじゃないかな。これから、ガレキ受入事業に関し、犯罪性をめぐって捜査が始まります。森氏の発言↑はこれを受けてのものでしょう。「大丈夫、問題ない」って。

 市民に犯罪性を指摘されながら、現地には公害防止協定がありながら、あくまでも「受入れ」を主張する田舎政治家。今回は触れてないけれど、「キズナ」や「安全」を掲げた彼らの現地説得工作だって、みんな詐欺なんだからね。みなさん、検察庁にどしどし関連の情報を送ってあげてください。みなで富山を守ろう!

 なお、腑に落ちないのは処分場がある山本地区です。公害防止協定違反は明らかだし、「がれき反対」の立て看を何回も壊されているというのに、告発ひとつしないとは・・・立山だってそうなんですけどね、あ~もう、なんとどうしようもない県民性だろう! 2013.6.3

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/