別の話題をアップしようと思っていたら、「山本さんのブログを神奈川県が攻撃しているよ」との連絡が。おっし。どれじゃ? これか↓
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f362076/
東日本大震災によって発生した災害廃棄物の受入れについて
掲載日:2013年9月12日
平成23年3月11日に発生した東日本大震災及びこれに伴う津波により、東北地方の岩手県、宮城県及び福島県では、約1,596万トンに及ぶ膨大な災害廃棄物が発生しました。被災地の1日も早い復興には、災害廃棄物の速やかな広域処理が不可欠です。神奈川県では、南足柄市と箱根町での災害廃棄物(漁網)の受入れが円滑に行われるよう、協力していきます。
漁網受入れに反対する方のブログについて
平成25年9月11日、漁網の受入れに反対する方が運営するブログに掲載された記事に事実と異なる点がありますので、お知らせします。
1.ブログの名称 WONDERFUL WORLD
2.更新日 平成25年9月11日(水曜日)
3.事実と異なる記載
(1)業務委託契約の締結について
8月20日の対県交渉の席で、県から、県は業務委託契約書を締結しておらず、9月になってから契約を締結するとの説明を受けたと記載されており、「うそつき」との表現もあります。しかしながら、当日、このことについてのやりとりはなく、したがって、県からこうした発言は一切しておりません。※ なお、ブログでは、県が業務委託契約書をホームページに掲載していないことを指摘していますが、県の政策方針を示すことになる協定書や合意書は公表しています。また、業務委託契約書については、
県が通常行っている物品の購入や工事の請負契約などと同じ事務的なものであるため、ホームページに掲載していません。
(2)再委託について
ブログでは、災害廃棄物(漁網)の排出元である洋野町が、その処理を岩手県に委託し、神奈川県に再委託をした上で、南足柄市と箱根町に再々委託をしており、広域処理の指針に違反すると記載されています。しかし、岩手県は、国や広域処理先その他の関係機関との連絡調整を、県の役割として担っていますが、岩手県は、災害廃棄物(漁網)の処理について、洋野町から委託を受けていることはありません。このため、今回の漁網受入れについては、洋野町から本県が直接その処理を受託していますので、本県から南足柄市と箱根町に対する委託は「再委託」であり、「再々委託」に該当しません。
(3)職員の対応について
今回の漁網受入れについて、関係自治体の担当職員が、全員電話中、又は会議中との理由により電話に出ないとの記載がありますが、本県職員がこれらの理由を使って電話に出ないということはありません。漁網の受入れについては、反対の方を含めさまざまな意見が寄せられていますが、県では、電話でのお問い合わせについても、誠実に対応しています。
あほらしいので、ごく簡単な反論を:
(1)「9月中の契約書締結」は、私のメモにちゃんと残っているし、これをふまえてさまざまのメールのやりとりをし、文書も出しています。第一、根拠のないことを書くような私じゃないし、「9月に契約」なんて勝手に決めて、公言するはずないでしょ。それから、この契約は「県が通常行っている」ではなく、黒岩本人が、当初、「根拠法令がない」ことにたまげていたほどの違法事業であることを思い出してほしい。ガレキ受入れは、自治事務に首を突っ込むというルール違反の事業なんだから、そもそもを行うべきじゃなかった。県が適法だと思っているのなら、県民の要望に応じて公開するのは当然でしょう?
(2)再委託については、洋野町が「がれきは岩手県にすべてお願いしています。私どもではできないので」と明言していましたよ。もともと環境相のがれき広域処理の枠組みでは、被災地の県(ここでは岩手県)が最初の受託者であり、だからこそ、「基本協定書」には岩手県の名前があるわけ。契約書だけを切り離して、「これは再々委託じゃない」ったって、それは通らないって。
(3)電話対応については、電話した人の怒りと腹立ちに満ちた言葉をあえておとなしく表現しています。でも、たとえば「がれきの到着時刻を教えて下さい」に対し、県は「それは洋野町に聞いて下さい」、洋野町は「それは神奈川県に聞いて下さい」なんて答が続くんだから、何が誠実か。結局、今なお、がれき本体がどこにあるか地元住民はつかめず、二日目以後のがれき搬入は非公開(なんで?)というから、がれき受け入れ事業は、やはり密室作業なのです。誠実に虚偽説明するっていうのは詐欺に等しいから。
さらに言うと、神奈川県は、上の3点以外の私(たち)の主張は事実だ、と認めていることになるのよね。説明会の報告改ざんも、地元で反対多かったことも、さらに環境基本条例違反であることも・・・そうでしょう? つまり、神奈川県は単なるうそつきではなく、「おおうそつき」。これが黒岩県政の特徴です。全く許せん。2013.9.13