WHOのポリオワクチン勧奨に注意!

  WHOが、世界の一部の地域でポリオが流行った!とワクチンの接種を呼びかけています。H1N1インフルの「から騒ぎ」で失敗したのに、また? 

ポリオ感染で緊急警戒=シリアなど10カ国で確認―WHO


時事通信 56()053分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140506-00000004-jij-int【ジュネーブ時事】世界保健機関WHO5日、高熱を伴い、手足にまひが残るポリオについて、シリアなど10カ国で感染が増えている状況を重視、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言した。各国に警戒を呼び掛けるとともに、感染国の保健当局が国外渡航者に予防ワクチン接種を行うよう勧告した。 ポリオは撲滅の取り組みが進んでいるが、アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンでは対策が遅れている。最近になってシリアやイラク、イスラエルなどで感染者が新たに見つかった。WHOによると、昨年は世界で417人、今年に入り74人が感染した。WHOが感染症リスクに対し緊急事態を宣言したのは、H1N1型インフルエンザが大流行した20094月以来

 アメリカではそれまで年間1~2万人だったポリオの患者が、1950年の「パンデミック(患者33,300、麻痺33件、死者9人)を契機にソークワクチンが導入されましたが、その結果として麻痺患者が2,525人に増えています。なんと、ワクチンがなかった頃の80倍というすさまじさ(出典http://www.cdc.gov/nchs/data/hus_93.pdf は現在、リンク切れ)。

 不活化ワクチンは多くの化学物質で処理されているので、別の危険性も出てくるんですけどね。なお、アジア・アフリカでは、一時、ワクチン接種は「アメリカの陰謀」だとして拒否したところもあったのですが、それらの地域の多くでは紛争と飢餓が蔓延(アメリカ・NATO主導)、ビル・ゲイツなど世界の大金持ちの出資により、着々とワクチン接種が実行されています。下は2004年の阿修羅の記事。

「米国の陰謀」とポリオ・ワクチンを拒否 ナイジェリア [CNN]【「ワクチンが汚染されていたことを確認している」】
http://www.asyura2.com/0311/health7/msg/1036.html

2004.02.24 Web posted at: 05:24 JST – CNN/APhttp://www.cnn.co.jp/world/CNN200402240001.html ナイジェリア北部カドゥナ──ポリオ(小児まひ)ウイルスの温床地ともいわれるアフリカ・ナイジェリア北部カノ州の当局者が22日、世界保健機関(WHO)主導のポリオ根絶に向けたワクチン接種キャンペーンは、同州に多く住むイスラム教徒に不妊症やエイズをまん延させる米国の陰謀だとして、ボイコットすると発表した。 カノ州の報道官は「カノ州は、明日から始まるポリオ・ワクチンのキャンペーンには参加しない。カノ州では以前、ワクチンが汚染されていたことを確認している」として、接種されるワクチンに対して不信感を示した。また、「経口ワクチンの安全性がナイジェリアの保健当局によって確認されない限り、カノ州でのワクチン接種は保留する」と述べた。 カノ州は、ナイジェリアの全36州の中でイスラム法(シャリーア)を採用する12州のうちの1州。同州では昨年、ポリオ・ワクチンを検査した際に、エストロゲンなど数種類の性ホルモンを検出したとして、ワクチンが汚染されていたと主張している。

一方、ランムボ保健相は「ワクチン接種は予定通り行われる。(ボイコットに)邪魔されることはない」と話している。しかし、同国北部のイスラム教徒住民が多数を占めるカノ州とザンファラ州、カドゥナ州では、昨年10月に行われた同様のキャンペーン時に、ワクチン接種で戸別訪問していたボランティアなどのスタッフが締め出されており、今回も混乱が生じる恐れがある。

国連主導のポリオ根絶計画が1988年に始まって以来、世界各地のポリオ発生件数は年間35万人から昨年には1000人以下と激減した。しかし、2003年に発生した715件のうち、半数近くをナイジェリアを占めており、特に北部のイスラム教徒住民が多い地域での発生件数が多い。さらに、カノ州を含む北部地域でここ数カ月間、新たなポリオ流行が確認され、ポリオが根絶したと考えられていた近隣の数カ国にも流行が飛び火する事態となっている。 2005年までの根絶を目指すWHOは国連児童基金(ユニセフ)などと協力し、23日からナイジェリアやニジェールなど西アフリカ10カ国で6300万人の子供たちを対象に、ポリオ・ワクチン接種キャンペーンを開始する。

 

 ワクチン詐欺…よい子はだまされないようにしましょう。よい子は打たせないようにしましょう。賢いママやパパはよい子を守りましょう。2014.5.8

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
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