なかなかすごいことになっています。
「副作用理由の解約不可=輸入ワクチン契約-新型インフル・厚労省」という記事に、(http://www.jiji.com/jc/zc?k=200912/2009122300298&rel=y&g=soc 2009/12/23)唖然としたのは私だけではないはず。
厚生労働省がグラクソ・スミスクライン(英、GSK)、ノバルティス(スイス)を相手
に結んだ新型インフルエンザワクチンの購入契約は、同省による副作用評価を理
由には解除できないという条件つきの「不平等契約」だったもよう。一方、企業
側は一定の条件下で解約を認め、さらに日本政府に違約金を請求できるような
内容だとか。
記事には「交渉過程で足元を見られた」とあるけど、これは官僚があまりにも
無知・無能力なのと、甘い汁を吸った仲介者がいるからだという気がします。
いずれにしても、両社はこのワクチンが重大な副作用を起こすことをちゃんと予測
しているのに、副作用が起きた場合、その治療費は企業ではなく税金で払うこと
になり、日本の薬事行政は、これでまた信用をなくしてしまうでしょう。
いよいよ、ファーストトラック(特例)で認められた、この危険なワクチンの
弱者への接種が始まります。
風邪ですか? 暖かくしてお休みなさい。水分補給も忘れずに。2009・12・26
Gスミスクライン社の「不平等」契約
この記事を書いた人
山本節子
調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/