ここ3,4年、「コロナワクチン被害」を鉄壁の守りで封じ込めてきたメディアが、少しずつ自己規制を外し始めています。6月5日にはイギリスの有力紙、ザ・テレグラフ紙が、一面でワクチンを問題視する記事(The Telegraph)を掲載しました。以下は、それを読みやすくしたものです。
コロナワクチンが過剰死を増加させた可能性
オランダ・アムステルダム自由大学の研究者らは、コロナワクチンがパンデミック以降の過剰死亡の増加の一因となっている可能性があると示唆している。彼らは西側諸国47カ国のデータを分析した結果、2020年以降300万人以上の過剰死亡が発生しており、ワクチンの導入やロックダウンにもかかわらずこの傾向が続いていることを発見した。(具体的には)欧州、米国、オーストラリアでは、パンデミックのピークだった2020年に100万人以上の超過死亡があったが、コロナ対策実施後の2021年にも120万人、2022年には80万人の超過死亡があった。
研究者らは「前例のない」数字が「深刻な懸念を引き起こしている」と述べ、政府に対し、ワクチン被害の可能性を含め、根本的な原因を徹底的に調査するよう求めた。 彼らはブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに寄稿した論文で次のように述べている。 「コロナワクチンは、コロナ罹患や死亡を防ぐためとして提供されたが、疑わしい有害事象も記録されている。医療専門家も市民も、ワクチン接種後の重傷や死亡を西側諸国のさまざまな公式データベースに報告している」
「政治家やメディアはパンデミックの間、毎日のように、新型コロナの死者一人一人が重要であり、すべての命はロックダウンとワクチンで守られるべきだと強調した。パンデミックの余波の中で、同じ道徳観が適用されるべきだ」
彼らは、コロナワクチン関連の副作用には、虚血性脳卒中、急性冠症候群、脳出血、心血管疾患、凝固、出血、胃腸障害、血液凝固などがあると警告した。ドイツの研究者らは、2021年初頭の過剰死亡開始はワクチン展開と重なっており、「さらなる調査が必要」だと指摘している。 しかし、副作用に関する最新のデータは一般に公開されておらず、各国は国民や医師の自己申告に頼る独自の被害データベースを保有していると専門家らは警告した
他の治療の遅れ
. 研究者らは、パンデミック中のロックダウン、医療の制限、社会経済的混乱の影響が死亡につながった可能性も「高い」と言うが、証明は難しいと認めている。 アングリア・ラスキン大学の癌外科の客員教授、ゴードン・ウィシャート氏は、「ロックダウンの早い段階で、非コロナ疾患の医療アクセスが制限され、癌、心臓病、糖尿病、認知症など緊急を要する疾患の診断と治療が遅れ、これらの疾患による死亡が過剰になると予測されていた」「ワクチンの重篤な有害事象の多くが報告されていない可能性があるとの指摘、ドイツで過剰死亡とコロナワクチン接種が同時に発生したことについてさらなる調査が必要との指摘は正しい」「この論文は答よりも多くの疑問を提示しているが、将来のパンデミック危機管理に備えるために過剰死の根本原因を理解するためにさらなる分析が必要だとの結論に異論はない。」(記事ここまで)
今になってメディアが「事実」を報じ始めたのは、①いくつかの国々でコロナ正式調査が始まったこと(沈黙していると共謀が疑われる)、②WHOパンデミック条約の失敗(情報統制から逃げるチャンス?)、そして、③隠せないほどの被害の拡大(論文の数字はごく一部、実数はその10倍はあるはず)、などが背景にあると思われます。・・・何せ、何万人、何十万人規模の超過死亡ですからね。そのほとんどはコロナワクチンを受けている。死亡とワクチンの関係性を否定する方が難しい。
日本のメディアが、毎日「政治資金規制法」改正について長々と報じているのは、政府と政治家の共犯による、コロナ国民虐殺の罪に、市民の目を向けさせないためでしょう。でも、ワクチン接種は、政府ではなく、自治体が行ってきたのだから、彼らも責任を逃れることはできない。市民も、もう一度、地元自治体を攻め、「調査と中間報告」を求めるべきでしょう。2024/6/10