ワクチン拒否で逮捕?医療警察の時代
強制ワクチン問題については、本ブログでも何回かお伝えしていますが、アメリカ・カリフォルニア州では、市民の反対を押し切って2016年7月1日から悪名高いワクチン強制法vaccine mandate law (SB 277) が実施されています。
「公立学校ではワクチン接種が必要」というのが、アメリカの基本的姿勢。事実上の義務付けです。しかしそれまでは「除外規定」があり、たとえば思想信条を理由に接種を拒否することも認められていました。でも、カリフォルニアの新しい法律は、そんな「除外規定」を極力狭め、すべての公立学校、K-12タイプの学校、認可デイケアセンター、家庭内デイケア、幼稚園と児童センター(公私問わず)に通う子供たちにワクチン接種を義務付けたのです。
そのため、カリフォルニア在住だけど、子どもにワクチンを打たせたくない場合、両親は、州免許を得た小児科医に「ワクチンを免除してよし」という診断書を書いてもらうか、家庭内教育をするしかありません。しかし、小児科医の診断書を得るのは非常に難しいとか。医師は医師会や政府ににらまれたくないし、ワクチンを打つことで入るボーナスが得られなくなるからでしょう。また、共働きの家庭では、子どもを学校に行かせず家庭内教育をするなど不可能です。
そんな中、カリフォルニアのクレアモント地区に住むあるママのお話。彼女は、ある朝、いつものように子どもをつれてスクールバスの停留所に向かっていた彼女に、一人の警官とクレアモント学区の公務員が近づいてきて、すぐに子どもたちのワクチン記録について尋問し始めました・・・なんと、路上取調べですな。
このママは懸命にも回答を拒否し、彼らとのやりとりを記録し始めました。名前を聞かれても公務員は名乗らず、尋問を続けましたが、ママが一歩も譲らず、回答を拒否していると、彼らは少しずつ後ずさりし始め、やがて車で立ち去りました。
その後、彼女が警察に電話してこの事件のことを伝えると、警察は、彼女が子どもへのワクチンを拒否すると逮捕されかねない、と伝えたのです!なんと、医療警察の存在のうわさは本当でした。
彼女は自分を守るため、事件をFBにアップしvideo on Facebook、協力を求めています。
「このビデオを見て、シェアしてね。私はクレアモント学区に逮捕されると脅され、子どもにワクチンを打つよう強いられています。今朝、いつものように子どもをバス停に連れて行ったら・・・誰がいたと思う?クレアモント警察ともう一人が待ち構えていて、私に子どものワクチンについて聞き始めたの。で、いやがらせをされたと警察に電話したら、電話に出た巡査部長は、悪いのは子どもにワクチンを打たないあなたで、それは犯罪的行為だから逮捕されるよ、と答えたの。だからこそ彼らはバス停で待ち構えていて、私に罪を負わせようとしたんだわ。これはばかげている。もし私が逮捕されたら、このばかげた理由のせいだということを、皆さんに知ってほしい。この件はまたフォローするわ」
・・・アメリカでは連邦政府も州政府も軍産複合体に「買われている」というのが山本の見方ですが、それが最も顕著なのがカリフォルニア州で、政府にはさぞ多くのロビイストが日参していることでしょう。いつの時代でも、軍産が目指すのは、「永続戦争」「大衆コントロール」、それに、増えすぎた人口を「調整する(=人口削減」のも、彼らの大きな目標です(特にアフリカがターゲット)。そういうことを背景にしてこそ、強制ワクチンや医療警察というコンセプトが出てくる。敗戦以来、アメリカに従属している日本でも、医療をとりまく環境に対して注意が必要です。2017.11.18