はしかワクチン、売り込み続く

  はしかワクチン、怖いぞ、副作用 (04/14) の続き。ついこの間まで、「日本は麻しんの輸出国だ、恥ずかしい」と騒いでいたのに、今度は「麻しんが輸入された、大変だ」だって。どちらの騒ぎも、MRワクチンを打たせるのが目的です。

再び拡大が懸念される「はしか」 山形中心に急増、小学校までに2度ワクチン接種を

2017.04.12 更新

高熱や発疹を引き起こすウイルス感染症、はしか(麻疹)。日本は平成27年、世界保健機関WHOから、国内に土着するウイルスの「排除状態」にあると認定されたが、昨年以降、海外渡航者を通じた感染が相次いで確認されている。今年3月以降は山形県を中心に感染が広がり、関係機関が注意を呼びかけている。

 山形を中心としたはしかの感染源とみられるのは、横浜市の20代の男性。男性はインドネシアのバリ島から226日に帰国、4日後の32日から山形県内の宿泊施設に滞在して自動車教習所に通い、9日にはしかと診断された。その後、宿泊施設や教習所の従業員、利用者を中心に、はしかの症状を訴える人が次々に出てきた。山形県によると、今月8日時点で、山形、宮城、埼玉、三重、滋賀、東京、神奈川の1都6県で計55人の感染を確認。3次感染者も出ている。山形県薬務・感染症対策室は「高熱や発疹など疑わしい症状が出た場合、必ず事前に医療機関に連絡した上で受診してほしい。空気感染するため、公共交通機関の利用は控えてほしい」と呼びかけている。

◆昨年は関空で

 昨年89月には、大阪の関西国際空港を中心に30人以上に集団感染が広がった。国立感染症研究所などによると、はしかの感染力は極めて強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症する。うがい、手洗いや普通のマスクだけでは予防できず、ワクチン接種が最も効果的な予防法とされる。はしかは1012日の潜伏期間の後、発熱やせき、鼻水といった風邪に似た症状が24日続く。その後、いったん熱は下がるが、再び39度以上の高熱が出て全身に発疹が広がる。ほとんどの人は10日前後で回復するが、肺炎や中耳炎を合併しやすく、重症化する場合もある。妊婦の場合は流産や早産を引き起こす恐れがあり、いっそうの注意が必要だ。妊婦はワクチンを接種できないため、厚生労働省は「流行時には外出を避け、人混みに近づかないようにするなどの注意が必要」と強調。同時に、「はしかにかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない人は、かかりつけの医師に相談を」としている。

◆母子手帳で確認

 帝京大学大学院公衆衛生学研究科の高橋謙造准教授(公衆衛生・母子保健)は「はしかに対する特別な治療法はない。妊婦に加え、1歳未満の乳児は重症化する恐れがある。特に保護者は子供に感染させないためにも、自分の母子健康手帳でワクチン接種歴を確認してほしい」と話す。はしかのワクチンは現在、はしかと風疹両方の免疫をつける「MRワクチン」が一般的で、定期接種として1歳と小学校入学前1年間の計2回、受けられる。 2回接種はより確実に免疫を得られることが期待されるが、本格的に導入されたのは平成16年度以降。高橋准教授によると、現在の20代後半から30代にかけての世代は接種回数にばらつきもみられるという。

 MRワクチンは昨年の関空での集団感染などを受けて一時、不足が懸念されたが、厚労省予防接種室は「状況は改善傾向にあり、現時点でワクチンの供給停止や不足が生じているとは把握していない」としている。一方、今回、山形を中心に広がった感染者の約8割は、免疫はあったが不十分なために感染してしまう「修飾麻疹」とみられている。高橋准教授は「修飾麻疹は通常の麻疹に比べると軽症だが、ウイルスを広めないために、不要な外出や人との接触は控えてほしい」と話している。【産経ニュース

 

 少し前の世代の人なら、はしかは誰でも子どものうちに罹る、「当たり前の」病気でした。1970年代頃までは、はしかが危険な病気なんて誰も(医者も)考えていなかったし、むしろ、早めに罹ってほしいと、「もらいに行った」というエピソードがたくさん残っていました。いったん自然感染すれば終生免疫がつくし、その当時、「修飾麻疹」やら「異型麻疹」などという言葉もなかったのです。それが、ワクチン登場とともに「危険だ~」ということになったのだから、わかりやすい・・・私の「はしかワクチン」講義を聞いた人は、このあたりのことも覚えていることでしょう。「はしかのメリット」も含め。

 でも、圧倒的多数の市民は、そんなワクチンの真実なんて知りません。少なくとも、ワクチンに関しては、メディアは完全に「広告塔」だということくらい判断してほしいと思うのですが・・・

 この記事あの記事、日本のメディアが伝えないのは、①海外ではMMRワクチンなのに、日本はなぜMRワクチンなのか、ということです。そして、②今なおMRワクチンの被害が続いていることも。さらに、③海外ではこのMMRワクチンと自閉症の問題が大きく取り上げられていること等など。アメリカでは、トランプ大統領が終に、「ワクチン諮問委員会」を設立し、ワクチンの水銀化合物(ちめろさーる)と自閉症の関係を正面から掘り下げることになっているんですけどね。・・・こういうことを考えると、最近の熱心なはしか報道は、アメリカで拒否されたワクチンを日本に押し付けるための下準備ではないかと思ってしまいます。

 とにかく、ワクチンは毒物、確かな知識を身につけて問題をしっかり把握しといてくださいね。2017.4.18

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/