前記事を見た本ブログの読者から、「反対派」がこんなことを書いている、と知らせていただきました。で、この「反対派」ブログをそのままアップしときます。
東濃を核の町にしたくない! 放射能いらない! 多治見に隣接する核融合科学研究所で重水素実験が行われようとしています。この実験はトリチウムや中性子が出る実験。反対です!
2017年4月10日 (月) 東海地方で高線量とのことですが…
http://www.blackcatsystems.com/RadMap/?locale=japan#map_canvas
また、そのあとに赤字でNote that these are generally run by individuals, and not all readings may be accurate. Do not panic because you see a high reading. Someone could be getting invalid readings.「これらの数値は個人が測定したもので、全てが正確ではないかも知れません。高い数値が出ていてもパニックを起こさないように。誤測定の可能性があります」とも書かれています。ガイガーカウンターでβ線とγ線を一緒に測定しようとすると、10倍近い値が出ることがあるようです。公開されている研究所周辺のデータでは、高い値は出ていません。
核融合科学研究所 環境放射線データ↓(日付を指定して過去データも見られます)
https://sewebserv.nifs.ac.jp/past.php
また、トリチウムが出すβ線はとても弱く紙1枚で止まってしまうため、ガイガーカウンターの窓を通過することができず測定できません。そこで、測定には一般的に液体シンチレーションという方法を使いますが、これができる測定器は数千万円もします。
トリチウムの測定には、こういった大掛かりな装置が必要です↓
https://www.jcac.or.jp/site/service-lineup/service-env-torichium.html
つまり個人が測っている場合トリチウムの測定は事実上不可能なので、「東海地方に核融合研究所由来の放射能が」という情報が流れてきても、それはトリチウムではなく別の核種の値です。誤測定かまたは悪意あるねつ造だと思っていたたけばいいと思います。
今回の実験については間違った情報が多く流されており、中にはいたずらに不安をあおって講演や物販に結びつけようとするものもあります。お気を付けください。
なんとばかばかしく、汚ったならしい言いがかりか。言っとくけど、ツイッター主も私も、単に民間測定所の高線量のことを書いて一般市民に注意を促しているだけで、トリチウムのことなど一言も言ってないから。なのに、「いたずらに不安をあおって講演や物販に結びつける」? ちなみに山本は核融合関係の講演など一度もしていないし、本ブログでも「勉強中」と書いているほど。
それが、物販? 何よこれ。しかもこの団体、核融研の放射線データを推奨し(=市民側のSOSを無視するようすすめ)、「今回の実験については間違った情報が多く流されている」なんて、完全に核融研側に立っているじゃん。これだけでも、普通は「工作員確定」と判断します。ま~、この連中が私に正面切ってケンカを売るつもりなら買うけどね。そういうこともできないくらいブラックな背景があるんじゃないの。2017.4.12