デ・ニーロのトランプ批判、演技?

 前記事「大統領自由勲章授与式」続き。私はTV,新聞を見ないので、こういう↓ニュースが流れていたのを今日になって知りました。

トランプ氏批判のデ・ニーロさん、今の思い直撃

 ・・・文民では最高位となる大統領自由勲章。今年はスポーツ界や映画界、音楽界などを代表する21人が選ばれました。大統領自由勲章はアメリカの安全や文化活動などに貢献した人物に毎年授与され、今年は俳優のトム・ハンクスさんや元プロバスケットボール選手のマイケル・ジョーダンさん、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツさん夫妻らが受章しました。受章者の1人、俳優のロバート・デ・ニーロさんは、今回の大統領選でトランプ氏について、「彼は明らかに馬鹿だ」「彼の顔を殴ってやりたい」などと厳しく批判し、話題を呼びました。授与式の後、デ・ニーロさんに今の気持ちを聞くと・・・

「まだトランプ氏を殴りたい?」

「あれは象徴的な意味だった。彼の言うようなことを聞いたら誰だって彼を殴りたいと思うだろう。でも、今では彼が次期大統領。彼がすることを見守るだけだ」

デ・ニーロさんは、「皆のためになるように国を導いてくれることを願っている」と話しました。

 動画はここ→https://www.youtube.com/watch?v=xAgQz4cSyic 

 いや~、デ・ニーロが以前からトランプを批判していたとは。

 これは「オバマ・ヒラリー支持、ワクチン支持」という意味だから、彼が「Vaxxd」上映を拒否したのも、その結果、勲章をもらったのも当然だったわけで、これほど「ハリウッド=政界」の構図をよく物語るものはありません。また、奇妙なことに、上の記事の見出しでキーワード検索をかけると、出て来た記事は2016年11月22日~24日のものーーつまり、ヒラリーが大統領選で敗退後のタイミングーーばかりでした。これは、選挙結果に危機感をおぼえた反トランプ派が、すぐに有名人を使った「トランプ叩き」のシナリオを用意し、最適のアクターとしてデ・ニーロを選んだのだろうと推測できます。記事の日づけは、このような「仕込み」が、今に続いているという意味ですね。

 なお、デ・ニーロのの他にはレオナルド・デ・カプリオがヒラリー支持で批判されていました。俳優やタレントは、こうして政権のために働きます。一般人は彼らの演技に簡単にだまされてしまうもの。そこを狙って上演されるのが「フェイク・ニュース」であり、その目的も一般人をだまくらかすこと。・・・この点については別ブログhttp://mirushakai.jugem.jp/を見てね。2017.1.17

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/