燃え上がる風車

 

Emergency services were called at 6am to the turbine near Wolf Lake and smoke was seen by motorists on the nearby A3 road

風車は http://www.dailymail.co.uk/news/article-3762477/Massive-wind-turbine-catches-fire-burns-hours-German-fire-fighters-don-t-ladders-long-tackle-100m-high-blaze.html#ixzz4KTOQYY51

 

The flames struck this morning in the town of Isselburg in North Rhine-Westphalia

 

世界中の20万基の風車のうち、で、大きな経済的損失をもたらしており、火災は風車業界にとって大きな問題となっています。なお、イギリスでは風車の建設コストは一基200万ポンド(約2億7千万円)以上、風車稼動による収入は推定で年間6700万円だから、それが炎と共に去っては困るでしょう。

 でも、実際の火災事故は、この数字より「十倍も多い」という報告もあります(http://www.gwec.net/how-often-wind-turbines-catch-fire-and-matter/)。これを「毎年」とかけあわせると、風車火災はすごい高率で起きているわけ。

風車のナセル(羽根の軸受け部分、発電機内臓)には潤滑油が使われており(その他、増速機、変圧器、インバーター、ブレーキ装置、コンピューターなどの機器が搭載されています)、高温回転による温度上昇、落雷による発火はいつでも起こりえるのでしょう。

 ということで、今日が締め切りの環境省パブコメ、どうぞ一言「低周波音を否定するのはけしからん」と書き送ってやって下さい。火災とは関係ないけれど、その一通が、自分を守ることにもつながるのだから。2016.9.17

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/