26日、メディアは一斉に、厚労省の久しぶりのコロナワクチン副反応を発表を報道しました。しかし、その報道内容は、いずれも、「たいしたことないよ~」と印象づけるものばかり。でも、ちゃんと読むと、状況はかなり深刻なことがわかります。
コロナワクチン副反応「重大な懸念は認められない」 厚労省部会
2021/03/26 19:34 毎日新聞
厚生労働省は26日、米ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンの接種後の副反応について検討する専門部会を開いた。21日までに国内で57万8835回接種され、医療機関から重いアレルギー反応の「アナフィラキシー」の疑い例として181例の報告があったと公表。国際的な基準でこのうち47例がアナフィラキシーに該当したが、全員軽快したとした。部会はワクチンの安全性について引き続き「重大な懸念は認められない」と評価した。21日までのアナフィラキシーの発生頻度は100万回あたり81例。接種者数や対象者の属性が異なるため国際比較は難しいが、米英より高い傾向にある。男女別では世界的に女性の発生頻度が高いが、今回の報告でもアナフィラキシーのうち女性が44例と9割を超えた。ファイザーのワクチンには日本で市販される他のワクチンには含まれていないポリエチレングリコール(PEG)という成分が含まれ、これが原因との見方もある。PEGは多くの日用品に含まれ、化粧品もその一つ。日本アレルギー学会は女性が化粧品に触れる機会が多いことが影響している可能性について「否定できない」としている。(中略)専門部会では、接種後の死亡例として、19日に1回目の接種を受けた26歳女性が、4日後の23日に亡くなったケースが報告された。死因は脳出血とくも膜下出血で、死亡は計2例となった。26歳女性について部会は、画像診断などで以前から病変があった可能性があるとして「因果関係は評価できないが、偶発事象の可能性もあり、ワクチンとの直接的な関係性を示す事実はない」とした。「現時点ではワクチン接種のメリットはリスクを上回る」とした上で、1例目の死因もくも膜下出血だったことから、同様の事象がないか引き続き注視していくとした。
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どうです?報告数をかなりいじっているのがわかるでしょうか? たとえば181件の「アナフィラキシー疑い」は、国際基準(ブライトン基準)に照らしたら47件、と四分の一に圧縮されています。でも、これでも100万回あたり換算では81件…普通、アナフィラキシーは100万回に1回といわれているから、コロナワクチンの発生率はそのざっと80倍にもなります。普通のワクチンならとっくに中断されているでしょうが、「コロナ危機」の真っ最中、そして「実験ワクチン」だから、政府は一定の結果が出るまで(出ても)、止めるわけにはゆかないのです。
さらに驚いたのは、被害者の9割が女性だということ。本ブログで定期的に紹介しているアメリカのCDC報告では、副作用の発生率は男性が多く、その男女比も53%:45%と、比率は極端に離れていないのに比べると、かなり異常。その理由を、専門医は「女性は化粧品に触れる機会が多いから」などと言っていますが、そんな単純な話ではなさそう。ポリエチレングリコール、PEGは、その化学的性格から非常に使い勝手がよく、医薬品、医薬機材の他、洗剤、柔軟剤、台所洗剤、不凍剤、シャンプー、リンスなど、ほとんどあらゆる日用品に使われています…もちろん危ない物質はPEGだけじゃないけど。なので、よほど「化学物質汚染」に配慮している人でない限り、日本人は男女を問わずどっぶり化学物に汚染され、それへの抗体をもっているはず。女性が極端に多いのは、その他に決定的要因があるのでは?
3月19日にワクチンを接種、23日に亡くなった26歳の女性の事例は、このコロナワクチンの「隠された悪意」を明らかにするのではないかと思いますが、厚労省はこの件も、死亡第一例と同じく「(隠れた)持病のせい」で片づけようとしています。
▷令和3年3月26日開催 (資料はこちら)New
接種開始(令和3年2月17日)から令和3年3月21日までの報告分の症例が報告されました。これまでの報告によって安全性において重大な懸念は認められないと評価されました。
死亡例の報告について(資料1-3)
○前回の合同部会以降、新たに1例の報告があり、計2例となりました。新たな報告例では、もともと頭蓋内に腫瘍などの病変があった可能性が報告されました。○現時点で、ワクチンとの直接的な関連性を示す事実はなく、ワクチン接種によるメリットはリスクを上回ることから、引き続き状況を注視していくこととされました。
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副作用の発生を最も恐れているのが病院だということを考えれば、副作用報告がまともに取り上げられると期待する方がまちがいかも。ワクチン洗脳がもっとも強いのは医療関係者だし、多くはーーたとえ副作用が起きてもーーそれがワクチンのせいだなどと考えません。この女性も副作用の症状に耐えているうちに、病状が悪化し、突然死に至ったのでしょう(おそらく脳内微小血管の血栓)。
2021/3/29