お役人が「人の健康」なんて、本当はどうでもいいと考えているのは、アメリカも日本も同じ。日本では古くは水俣病などの「公害病」が、最近では「築地移転」問題が、政府の姿勢をものがたっています。
汚染にもっとも敏感な魚介類を扱う市場を、高度に汚染された工場跡地に移転するなんて、狂気の沙汰。こういう決断を下した黒い都知事 石原慎太郎 氏には、よほど何かウラがあるんでしょ。私も当然これに反対していますが、それは単に「食の安全」というレベルからではなく、「人権が侵害される」と考えるから。
2011年2月13日午後1時から、築地市場厚生会館会議室で、過去四年間をふりかえった総合シンポジウムがあります。入場料500円。ぜひご参加くださり、環境問題は百パーセント政治問題であることを知り、行動を起こして下さい。築地移転はまだ実行されていないので、阻止できます。
2011.1.26
(おしらせ)築地市場移転問題シンポジウム
この記事を書いた人
山本節子
調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/