今日は環境省行きの前に「風車」の実態を伝える短いビデオを紹介しておきます。カナダの反風車グループが作成したもので、タイトルは「風力発電の狂った世界」。youtubeのアドレスは:https://www.youtube.com/watch?v=svicELHAWyw (3:25)
中身は:
すべての「再エネ」は国の補助金が注ぎ込まれ、政府が全面関与していること。
オンタリオ州の反風車団体には、2年間で130人以上の健康被害の訴えが寄せられたこと。
被害者は家を捨てるが、その家は売りに出しても買い手がつかないこと
風力会社が買い取ったケースもあるが、その代わり、「以後文句をつけない」契約を結ばされる。
家を捨てたロジャー・オリヴィエラ、「地獄にようこそ」
(ここで、風車のそばを掠めて飛んでいたワシが、風車に叩き落とされるシーン)
ウルフアイランドの風車は、一年間に1207羽の鳥、21羽の猛禽類、2327匹のこうもりを血祭りに上げています。
こうもりの場合、風車の羽根の風圧で肺が出血し、破れて死に至るのです(小さい蝙蝠はもろ圧殺されるのですね。蝙蝠の被害があまりに大きいため、地域によって、風車は「バットキラー」と呼ばれています・・・生態系への影響が大きい)
風力会社が「雇用」したのはわずか二人、その二人の仕事は死んだ鳥たちを数え、処理すること
反対運動では「風車停止、撤去」「風車建設の前に健康調査を行え」「風車は経済を破壊する」などのプラカードが。
最後に流れる風車の音は「可聴音」。連続した可聴音も健康被害をもたらすことはわかっていますが(だから騒音防止法という法律がある)、それよりもすさまじい被害をもたらすのが、耳には「音」として聞こえない低周波音。今日は主にこの低周波音について質問しますが、官僚はなにも答えず逃げる一方でしょうね。なぜなら、多くの市民は「風力発電=クリーン、グリーン」という刷り込みを信じているので、ごく少数の反対意見はーーどんなに正しくてもーー「無視してしまえ」となるからです。
でも、低周波音被害以前に、風力発電も原発(核発電)も、エネルギーや環境などとは何の関係もない、政治問題であることを認識しておく必要があるでしょう。山本は、むしろ、軍事・統制の問題としてとらえています。2016.9.14