家庭内農薬汚染、と聞いても、うちのなかで、農薬なんて使ってません。
と思われる方がほとんどだと思いますが・・・・
実は、ほとんどのお宅で、かなりの量が使われています。
その代表は、衣服に使われている防虫剤(殺虫剤)です。
(この言い方は、昔の楠木”くすのき”などから作られていた
天然成分の樟脳”しょうのう”、の時代の呼び方で、防虫、虫を寄せ付けない
つまり殺してはいないのです、だから防虫剤、の呼び名でした。
今は、完全に殺してしまう、農薬と同じものなので、虫の卵まで死ぬといわれています。殺虫剤と呼ぶのが正確です。)
それが、ほとんどの、ご家庭のクローゼット、押入れ、たんす、などに使われています。
シルクやカシミヤなどの高価な衣服を、たくさん持っていらっしゃる方ほど、頻繁に、殺虫剤を入れ替えては、使われています。
ちょっと考えてみてください。虫が死んでしまうものを、一緒にお部屋で吸っているのです。
人間には、本当に害はないと思いますか?
隅々まで、殺虫成分をいきわたらせて、服に穴を開けないように、実に拡散性と浸透性が、よく作られています。
一箇所の押入れに入っていたら、多分濃度の差はあっても、そのお宅が一軒、
農薬で、空気が汚染された状態になります。
冬など、寒くて窓も開けない時は、一晩中、高濃度の農薬を吸って、眠る事になるわけです。
これは私の身体で感じた事を書いています。
玄関に入って、あまりの空気汚染状態に、ダッシュで外に逃げるしかない・・・
と言う事が、よそのお宅で、よくあります。
こんなに、日常の生活で使われていては、体が農薬に麻痺してしまいます。
外で散布されても、体がそれに反応しなくなってしまうのです。
一番毒性が強いと感じるのが、衣服の殺虫剤、菌を繁殖させない部屋干し洗剤、
と言われるもの(つまり菌を殺してるわけですね)お部屋の、トイレの、車の・・・・・
さまざまな消臭剤、などなど、私が苦しい順に書きました。
更にお庭での除草剤、雑草が枯れて便利、と使われてますが、ベトナム戦争で
使われた枯れ葉剤(ダイオキシン)と同じものです。
二重胎児という、奇形を生みました。
今まで書いてきたものは、生き物を殺す、遺伝子に異常を起こす、などの他に
どれも、発がん物質でもあります。
今の時代の病気に、癌の多いことも納得します。
実際、年配の方の肺がんは、増えているというデータがあります。
喫煙が原因と疑われますが、それ以上に家庭内農薬汚染だと、
私は考えています。
年配の方ほど、いい服や着物を、大事に着ようとするあまり、かなりの殺虫剤を
室内で使われています。
冬に電車に乗ると、シートにも、殺虫剤が満遍なく撒かれています。
もちろん夏も。
乗ってくる人のコートには、タップリ衣服の殺虫剤が、染み込ませてあります。
それが暖房の熱で、揮発した車両の中は、ものすごい濃度の、農薬散布状態です。
公共の乗り物には撒かないでください!殺虫剤の服で乗らないで!私のような
CS(化学物質過敏症)の人や、赤ちゃんや、病気の人も乗ります。
いまあなたが、感じなくても、
その人達が代表して、苦しんでる事を、想像してください。
いつか、もしかして自分も・・・・・と考えてください。
花粉症の増加を考えていただきたいのです。こんなに増えるなんて思っても
いなかったはず、CSも間違いなく増えています。
これは、私の身体を使った、何かの警告なのだろうと思ってます。
私が苦しまないで暮らせる状態をつくることが、
全ての人を、守っていく事になると思ってください。
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誰も気づかない、もっと深刻な家庭内農薬汚染
この記事を書いた人
山本節子
調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/