驚いた。「タミフルの子供への使用禁止は時間の問題か」と書いたばかりなのにhttp://wonderful-ww.jugem.jp/?eid=150、12月18日付けの毎日新聞を見ると、政府の方針はそれと反対なのですね。
「タミフル:予防投与 12歳以下にも承認」
インフルエンザ治療薬タミフルを輸入販売する中外製薬は(12月)18日、発症していない1~12歳への予防投与について、厚生労働省の承認を得たと発表した。タミフルの予防投与は、厚労省が新型インフルエンザに関する運用指針で「特段の理由がない限り推奨しないが、基礎疾患があり、感染が強く疑われる場合は、医師の判断で可能」と定めている。(2009年12月18日 毎日新聞)http://mainichi.jp/photo/archive/news/2009/12/18/20091219k0000m040099000c.html?inb=yt
「夜寝る前にタミフルを服用し、翌朝冷たくなっていた例、寝返りをうった十分後に呼吸が止まっていた子、異常に気づき車で病院へ連れて行く間に呼吸が止まった子など、すべて最初の1回分服用後に起きています。注意しても防ぎようがない例ばかりです。注意すれば防ぐことができるという副作用ではありません」…これは、「薬害タミフル脳症被害者の会」にある、タミフルに警鐘をならす医師の記事ですhttp://www.tamiflu89.sakura.ne.jp/tamiflu.html
WHOもタミフル耐性を持つ新型ウイルスの存在を発表し、国立感染症研究所もタミフル耐性ウイルスが30例報告されていることを発表しています(1月8日17時0分配信 毎日新聞)。タミフルはますます使ってはいけないクスリになりつつあるのに、厚生省はなぜまた過ちを犯すのか、中外製薬の事実上の親会社であるホフマン・ラ・ロッシュ社(50%の株を所有)の圧力のせいか、製薬族の暗躍のせいか……クスリ漬け日本だからこそ、こういうバカな政策がまかり通るのかもしれませんが。2010.1.8
異議あり! 子どもへのタミフル「予防投与」承認
この記事を書いた人
山本節子
調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
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