本ブログでは時々、「ワクチン・ポリス」という言葉を使っていますが、これはアメリカで現実に起きている「権力による暴力的な医療行為」を指します。たとえば下の写真。アメリカ、アリゾナ州警の特殊部隊(SWAT,Special Weapons And Tactics)が、二歳の子どもを「保護」するとして、ドアを打ち壊して家に押し入り、母親から引き離した時の映像です。
2月25日、男の子は40.6度の熱を出し、母親に連れられてナチュロパシーの医師の診察を受けに行ったところ、子ども病院の救急処置室へ行くよう指示されました。しかし両親は子どもの熱が下がったのを見て、そのまま帰宅してしまったのです。その後、子ども病院に連絡して、この子が来ていないことを知った医師は、児童保護局(日本でいえば児童相談所)に電話し、児相はすぐに警察に「事件」を通報したのです。
この子はワクチンを受けていませんでした。
警察はまず父親に電話し「福祉チェック」を受けるよう求めましたが、父親がこれを断ると、ただちにこの家庭に特殊部隊チームを送り込んだのです。時間は夜10時24分。両親はドアを開けようとせず、警察は「子どもが咳をしているのを聞いた」として、ドアをぶち壊して家に侵入。そして、児相はこの2歳児と二人の姉(4歳と6歳)の三人の身柄を確保し、三人とも病院へ搬送したとのこと。病院でどんな治療が行われたかはニュースでは伝えられていません。
↓はその時の様子。「監視ビデオ」に記録されていたようです(2分ほど)。
犯罪者の捜査じゃあるまいし、ともて信じられません。
なぜこういうことが公然と行われたのかというと、昨年、関連法が改正(改悪)され、警察は児相に協力して「子どもを連れて行く権利があると判断された場合、適当な武力を用いていかなる建物にも入ることができる」となったからのようです。ビデオに出てくる女性は、この法改正に力を貸したケリー・タウンゼント議員ですが、彼女でさえ、「こうやって子どもを連れていくのは権力の乱用よ」と話しています。また、親はこの時点では逮捕されませんでしたが、今後、刑法犯とされるかどうか判断されます。一時拘留された子どもたちは親から引き離され、祖父母と生活しているとのこと。
いやはや、ワクチンビジネスの前に、「親権」や「インフォームドコンセント」などあってなきがごとし。ワクチン盲信派が増えると、日本もいずれこうなる。2019.4.13