最悪のコロナ対策ー彼らの魂胆

 以前、「コロナ封鎖」のない国:スウェーデン (04/05) 」という記事をアップしましたが、そのスウェーデンの感染症アドバイザーが、感染症の権威であるヨハン・ギーゼケ教授です。EUCDCの主席科学者、WHO事務局長のアドバイザーなどを歴任してきた彼によれば、私たちが今、経験しているコロナ対策には根拠も有効性もありません。

参考:https://www.youtube.com/watch?v=bfN2JWifLCY

 自宅待機、社会封鎖のエビデンスはない

 「スウェーデン政府からコロナ対策を相談され、科学的エビデンスに基づく対策を取ろうと思ったが、多くの国で行われている自宅待機や学校閉鎖、社会的距離などはほとんどエビデンスがない」「イギリスは初めの頃、スウェーデンと同じ戦略だったが、その後Uターンしてしまった(首相のコロナ感染のため)」「(イギリスでは50万人が死ぬと予想した)インペリアル大学の論文はよくない。誤導している。彼らが取り上げたモデルは、そもそも基礎が疑わしい」「公表前の論文がこれほど政策に影響を与えるなど見たこともない」「致死率は(今、言われているより)ずっと低いーー0.1%程度のーはずだ」

 そして、インタビューアーが、「ER全体のロックダウンは誤導された政策の結果であって、社会にとってむしろ害をおよぼしているのですね?」と聞くと、「そう思います」

 ちなみに「インペリアル大学の論文」はビル・メリンダゲイツ基金の資金を受けているおり、すでに学会すべてを巻き込んだ「やらせ」の構造があるのがわかります。なお、多くの国民も、「自宅待機」が何の根拠もなく行われていることにうすうす気づいているはずですが、それが全世界共通の政策となっている以上、従うしかないという状況に置かれてしまっている。これは危険な兆候です。そこには明らかに「他の目的」があるわけだから。

 

 「閉鎖空間」は最悪の選択

 政府やメディアは必死になって「外出するな」「自宅にいろ」と呼び掛けていますが、「狭い場所に閉じ込もる」のは、むしろそこにいる人々の間で病気を広げるのです。Richard Hobday医師は、1918年の「スペイン風邪(実際はアメリカ風邪ですが、ここでは通称を用います)」の歴史から以下の教訓を伝えてくれています。

●今、政府がやっている検疫強化や患者隔離、集会の禁止は、100年前のスペイン風邪の時も行われた。その結果は、失敗も成功もあったが、一つだけ有効性が明らかだったのが「外に出る」ことだった。

●外気にさらした患者たちは、室内にいる患者よりも回復が早かったのだ。外気と日光浴が患者の死と医療スタッフの感染を防ぐことは科学的に裏付けられている。外気と陽光は自然の消毒剤であり、ウイルスや有害な細菌を殺すことができる。

  ボストン市、ブルックス基地の露天病院で日光浴するインフルエンザ患者たち。 (National Archives)

●「スペイン風邪」の時代、最悪の患者発生源は軍の宿舎と兵士の輸送船だった。過密で空気の流通がない場所では、兵士の一人がインフルエンザにかかると、瞬く間に大勢に伝染し、多くの兵がほんの数時間、数日で死亡した。もっとも患者はインフルエンザウイルスで死んだわけではなく、今のコロナ感染と同じように、肺炎やその他の合併症で死んだのだ。

●そんな大勢のインフルエンザ患者を載せた輸送船がボストン港に入った時、医師らは、重症患者が出たのは換気が悪い場所であることに気づき、重症患者らをつとめて外気と日光に当てた。このオープンエアセラピーは当時、インフル患者に対する有効な療法としてどこの病院でもやっていた(後には結核患者に対しても)。しかし、抗生物質が誕生するとこの治療法は捨て去られ、忘れ去られてしまった。一方、強い薬剤に対して耐性を持つ菌も出現するようになった・・・

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 ウイルスを防ごうと自宅に目張りして閉じこもったり、耐性菌がうようよしている病院に行くのは最悪の選択なのですね。今は、一年中で一番いい季節、みなさんもガセ政策など無視し、テレビやPCから離れて、陽光の中を友人や家族と散歩したり、おしゃべりしたりしたら?(人との交流も免疫力を高めることがわかっています)。ちなみに、外気浴で最も効果が高いのが「海岸」です。オゾンと日光、そして潮風がヒトの免疫を刺激し、病気からの快復を促すからです。それを考えると「海岸立ち入り自粛」を求める神奈川県知事は死刑ものです。

 

コロナウイルスはかなり前から世界に広がっている

 それに、防ぐも何も、今回のコロナウイルスはすでに人類のかなり多くに広がっています。各国で行われた抗体検査によって、2~30%(訂正します。参考:https://www.sciencemag.org/news/2020/04/antibody-surveys-suggesting-vast-undercount-coronavirus-infections-may-be-unreliable#)もがすでにコロナの抗体をもっている=コロナに感染していることが明らかになったからです(なお、PCR試験は本来DNA分析用に作られ、特定の酵素を用いてDNAを数億倍に増幅する技術であり、コロナウイルスの検出や病気診断用としては役に立ちません。だから偽陰性がしょっちゅう出ている)。

 これは、人類が未知の人工ウイルスをすでに克服しつつあることを示しており、しっかりした免疫力さえあれば、恐れることはありません。なお、本ブログではコロナ感染症も、コロナウイルスもまとめて「コロナ」で通していますが、正式に言うと、ウイルス名はSARS-CoV-2、そしてこのウイルスによる(とされる)感染症の名がCovid-19です。つまり、コロナウイルスは、あの、謎の人工ウイルス、SARSの二代目というわけ。…つまり、今回のコロナウイルスは、かなり前から慎重に散布されており、それが特定の時期に中国で「発見」されるというシナリオがあった、というのが今の山本の分析。もちろん、その後、中国をウイルス発生源として叩くことで経済戦争に勝利し、ついでに、すでに中国に入り込んでいるメガファーマの主導でワクチンやら治療薬やらを承認させ、最大の人口を持つ中国人に強制接種して人口減に向かわせる・・・世界制覇の第一歩ですな。ま~、そううまくゆくとも思えないけど。コロナウイルス騒ぎはもう先が見えています。でも、同じような「未知のウイルス騒ぎ」はこれからも起こるでしょう。未知のウイルスは無数にあり、連続変異などを考えると人知ではとうてい把握できないから、基本を押さえていないとその都度、社会はぐらぐら揺れ動くはずです。一方、グローバリストは懲りないし、すっかりその筋の技術をマスターしているからね。

2020.5.1

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/