新フルとワクチン騒ぎは、製薬会社の販売キャンペーン?

 新年早々、おもしろいニュースが入りました。何回かくりかえした「ワクチン」シリーズですが、ヨーロッパでは製薬会社を調査しろ、という動きにまで発展しています。医師会と製薬会社の利権が強い日本では報道されないかもしれませんが。
 
  「EU理事会は、新型インフルエンザの「世界的流行」に関し、製薬会社がWHOに影響を及ぼしたのではないかという疑問につき、一月にも調査にかかるという。この調査を求めた決議は、欧州議会衛生委員会で前回一致で通過した。
 製薬会社とWHO,学界(科学者、医師)の「ゴールデントライアングル」に関して、透明性を求める声は、早くから高まっていた。未試験のワクチンを使用することで、何百万人もの人をリスクにさらし、死者まで出ているからである。提案した元ドイツ連邦議員、現在の欧州議会健康委員会議長のWolfgang Wodarg博士は、医師、流行病医学者であり、また廃部疾病と環境医学の専門家として、新型インフレ流行を、WHOによる世紀最悪の医療スキャンダルととらえている」
     (http://www.engdahl.oilgeopolitics.net/のごく一部を簡約。)
 ウオーダグ博士は早くから、ワクチンへの安全性についても疑問と警告を出していた人。彼は、2005年の鶏フルも、09年の豚フルも、危険性をあおることで、市民と行政に損害を与えただけでなく、国際的医療機関(WHOのこと)の信頼性と説明責任をいちじるしく損ねたと批判しています。私自身も、WHOが09年6月、突然「大流行(パンデミック)」を宣言したのに、大きな違和感を覚えましたが、同じように感じる人はけっこういるのですね。
 この調査がすんなりゆくかどうか、製薬会社が金で押さえ込む可能性も強いのですが、この時点でこんな決議が通過したということは、新型インフルエンザとそのワクチンが決して信用できないことをものがたっています。これひとつとっても、厚生労働省は輸入ワクチンを返品すべき立派な理由になるはず。それができないとしたら、日本の医師会と製薬会社の「圧力」も調査しなければ。今日ももう一度おさらい。「打つな、ワクチン!」。2010.01.01
  
 
 

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/