放射能による被害調査フォーム

 
 大阪で、福井で、北九州で、静岡で「試験焼却」「本焼却」を経験されたみなさん、その後、体調に変化はありませんか? 風邪みたい、年末の疲れが、関節痛、腰痛が・・・こんな症状も、じっくり考えると、「がれき焼却後」だったかもしれません。がれき焼却は放射能汚染症候群と共に、化学物質反応症をもたらします。
 がれきは(100ベクレル/kg以下なら)放射性物質とはみなさない、「がれき広域処理」は、そういう「仮説」の元に始められた放射能全土拡大作戦です。今後、どのように被害を訴えても、行政・企業はだんまりを決め込むでしょう。そこで、本焼却が真っ先に開始された北九州で、フクシマの避難者が中心になって、「市民のための健康調査」を集め始めました。体調の変化があれば、とりあえず、以下をのぞいてみて下さい。
http://ameblo.jp/kitakyu-mamoru/ (北九の子どもを守るネットワーク、トップページ)
 下が健康調査フォームです。
https://ss1.xrea.com/gareki.net/research/kitakyumamoru/index.html
 被害情報が一部のプロの手に渡ってしまうと、それがどのように使われるのか監視できないこと、その情報を利用することもできないことから、市民が独自に調査し、今後の活動―被害拡大の阻止―に生かそうとするものです。ただし、設問は「放射能汚染」だけを想定していて、「化学物質反応症(過敏症)の回答肢はありません。それについては記入欄にご記入下さい。
 なお、質問肢は医師が監修しています。また、ここに寄せられた個人情報は、決して公表しません(本人が希望する場合を除く)。もちろん、情報を企業に売ることも、裁判資料として提出することもありません。これは一種の自主防衛です。質問などはこれらのページに直接どうぞ。2012.12.4

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/