富山の産品はもう買えない…がれき受入れ確定で





「放射能から子どもを守ろうin富山」から、こんなSOSが入りました。
 
「がれき広域処理」見直しによって、多くの市町村で受入れの検討が中止されていますが、富山県や福井県は、いまだに受入れの「最優先自治体」とされ、着々と準備が進められています。
 私たちはこの「事業」に絶対反対です。
 富山県には東北や関東などから避難者もたくさん移住しているし、高線量の地域に住む子どもたちを、短期間受け入れる保養プロジェクトも始まっています。放射能汚染が奇跡的に低いこの地で放射能を含むがれきを焼却し、焼却灰を埋め立てれば、将来にわたって、土、水が汚染され、そこで育てられる米や作物も、そこに住む人々も、放射能の影響を受けるでしょう。それにもかかわらず、富山の首長たちは、環境省の言うまま、この事業を受入れようとしています。そして、形ばかりの説明会では、環境省官僚が「100ベクレルは枕元においても安全」などと発言する有様です。
 全国の皆さんからの反対の声が必要です!!北陸を守るため力をお貸しください。
 どうぞ、以下のリストに、みなさんたちからも反対の声を届けて下さい。どうかご協力よろしくおねがいします。

  
富山県: 石井隆一知事 公式HP http://www.pref.toyama.jp/ 元気富山目安箱 http://www.pref.toyama.jp/tiji-form.html
● 知事政策局秘書課 話:076-432-2826 FAX076-444-3476 http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1002/form.html 
● 広報課 電話:076-444-8909 FAX:076-444-3478 
http://www.pref.toyama.jp/cms sec/1001/form.html
● 環境政策課  電話:076-444-3141 FAX076-444-3480 http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1705/form.html

 富山市森 雅志市長http://www.city.toyama.toyama.jp/index.html 
 https://www.city.toyama.toyama.jp/iken.html (市民の声)
 秘書課 電話:076-443-2007 FAX076-433-4728 
 
hisho-01@city.toyama.lg.jp
● 環境政策課  電話:076-443-2178 FAX076-443-2122  kankyousei-01@city.toyama.lg.jp 
● 
広報課  電話:076-443-2012 FAX076-443-2171 kouhou-01@city.toyama.lg.jp


● 立山町舟橋貴之町長 公式HP:http://www.town.tateyama.toyama.jp/pub/ EMAILinfo@town.tateyama.toyama.jp 
● 秘書人事係 電話:076-462-9103 FAX:075-463-1254
● 広報課、(企画政策課) 電話:076-462-9968
 高岡市高橋正樹市長 http://www.city.takaoka.toyama.jp/index.html
● 秘書課 電話:0766201218  FAX.0766201660 hisho@city.takaoka.lg.jp
● 広報統計課 電話:0766201232 FAX.0766201664  kocho@city.takaoka.lg.jp
● 環境サービス課 電話0766-22-2144 FAX:0766-22-2341 kannkyo@city.takaoka.lg.jp

 
魚津市: 澤﨑義敬市長 :http://www.city.uozu.toyama.jp/ 魚津市公式HP
http://www.city.uozu.toyama.jp/anq/anqForm.aspx?frmno=1 市長への手紙
● 秘書係 電話: 0765-23-1016 FAX 0765-23-1054  hisho@city.uozu.lg.jp
● 広報広聴係 電話:
0765-23-1015 FAX0765-23-1076 info@city.uozu.lg.jp
● 
環境安全課 電話:0765-23-1048 FAX0765-23-1092  kankyoanzen@city.uozu.lg.jp


● 朝日町:脇四計夫町長 公式HPhttp://www.town.asahi.toyama.jp/
http://www.town.asahi.toyama.jp/index.php?u=kurasi/chosei-gikai/watashino_omoi.html
    「私の思い。みんなの思い。(町長への手紙)」
● 企画
政策課 電話:0765831100 FAX0765831109  hisyo@town.toyama-asahi.lg.jp 
● 総務課 soumu@town.toyama-asahi.lg.jp


 このように、がれきはほぼ全県で燃やされます(隣の福井県も焼却予定地!)。
 でも311以前は、市町村の焼却炉で放射能を含むごみの焼却は禁じられてきたから(廃棄物処理法第2条)、がれき広域処理はいわば実験なのです。その実験を、最も汚染度の低い地域で引き受けようというのが上の首長たち。
 では、富山
の米や魚、水を買っているあなたは、がれき焼却以後もまだ富山県産品を買い続けますか? それとも、やはり、がれき焼却を拒否した市町村の産品に買い換えますか? 富山産品を買い続けたいと思うなら、どうぞ、これらの首長たちに反対メールを出してください。はっきりと、がれきを燃したら富山県の産品は買わないということを伝えて下さい。スーパーや生協にも、がれき焼却自治体からの仕入れを止めるよう伝えて下さい。
 私たちは自分の身を守る権利、安全な商品を選ぶがあり、汚染を食い止める義務があります。本来、そういう市民の権利を守るのが行政の役目ですが、行政がその役目を果たせなくなった時、市民が立ち上がるしかないのです。2012.8.29

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/