HPVワクチンでHPVが増えていた!-フランスの医師の警告
HPVワクチンに対する憤りが各国で高まっているのをあざ笑うように、このワクチン義務付けの動きは強く(なぜでしょうかね~)、イギリスでは男の子への接種を開始したそうです。ところでフランスでは、この義務化への動きを止めようと、ある医師が、ガーダシル接種が増えると子宮頸がんも増えるとの論文を発表したとのこと。
類似の報告はあったものの、今回の告発者は腫瘍遺伝子研究者のジェラール・ドレピーネ博士、専門家です。彼は、この論文を独立系の医学誌に発表し、さらに、国会議員や市民に対する手紙にまとめて、公表しているとのことです。その中身は、ヒトパピロマウイルスは200以上もあるが、HPVワクチンがカバーするのはそのうち2~5パーセントに過ぎないこと、ガーダシルで子宮頸がんを防いだ例はひとつもないことなど。さらに、各国のデータから以下のように主張し、義務化に警鐘を鳴らしているのは、なんというか、立派ですね。クビをかけている。
「市民に対して何の有効性も証明できないのに、ワクチン信仰や利益相反にもとづいてワクチンを強制すべきではない。各国のがん登録に関する公式記録によれば、HPVワクチンは侵襲的子宮頸がんを防ぐのに役立つどころか、その発生頻度を高止まりさせ、場合によっては増加させているように見える! 子どもたちを脅かすこの法案(ワクチン強制法)に対して戦おう。あらゆる医師や議員に情報を伝え、『聞いてなかった』などと言わせないようにしよう」
「MEPs(欧州議会議員)はワクチン副反応を否定していたが、日本でもオーストリアでもデンマークでも、HPVワクチンのすさまじい副反応―場合によっては致命的な―が出たことから接種勧奨を中止した。苦しむ患者を抱えた家族は、各国で団体を組織し、このワクチンの停止を求めてデモを行っている(日本、コロンビア、アイルランド)し、デンマークの医師たちはこのワクチンに関する質問への回答を拒否している欧州医薬品庁 (EMA)を告訴している」
実は、彼の行動の背景にあるのが、最近行われたマクロン大統領と医薬産業界の代表との話合い。そこで、フランスでもHPVワクチン義務付けの動きが出ているいうから恐ろしい。フランスではHPVワクチンの接種率は低いとのことですが、医薬産業界がグローバル組織に支配されている現状を考えると、確かに早めに手を打っておくべきでしょう。なお、原文Source はフランス語のようです。2018.8.12