原発問題への取り組み

 記事アップが滞っています。それは、今ごろになって「原発問題」に足を突っ込み始めたから。

 山本は、もともと原発問題に手を出すつもりはなく、せいぜい核廃棄物問題に限るつもりでした(廃棄物問題だけでも十分大変~)。でも今回、初めて「原発問題」に関連する具体事例ーー地方のごくささやかな事案ですがーーから、「原発計画」がどれほどの規模・広がりを持っているかを知り、驚きました。その中から浮かび上がってきたのが、原爆を落とされた日本の市民が、せっせと「原発国家・日本」を支えているという構図。あ~、こういうことなのね、という。

 「原発=核」は戦争、紛争、武器開発に直結する危険な科学技術であり、ヒトと社会、自然への最大の脅威であることは間違いない事実です。それだけでなく、「温暖化」や「再エネ」問題など、その他の社会的エンジニアリングとも密接に関係している極めて政治的でセンシティブな分野です。当然、そこにはウソ・プロパガンダも多いから、この話題を避け、見ぬふりをしたい人々が多いのも理解できます。

 でも、日本はチェルノブイリよりひどいと言われている「フクイチ爆発」を体験中なのです。今後は核のゴミ問題への圧力も高まる。そんななかで、「反原発運動」がどうなっているのか知らないし、体系的な知識もありませんが、すこしずつ取り組みたいと考えています。有用な情報があれば教えてね。2020.10.20

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/