原発と核兵器(非核アジア二日目)

 非核アジア論壇一日目は、インド、フィリピン、モンゴルの報告が印象的でした。「原発」は安全、安定、民主的に日々を過ごしたいという人々の最低限の願いを踏み潰して実行されるものだということがよくわかりました。この日の終わりは、台湾師範大学から自由広場(総統府)までのミニデモとそこでのささやかなウェルカム・パーティ。ここでも毎週金曜日、反核デモが行われているそうです。

 二日目は、台湾反核団体がそれぞれ「市民運動」の現状を報告してくれました。日本と完全に違うのは、運動の主体が若者であるということ。日本とは歴史、制度、社会、そして人々の考え方、行動様式がまったく違うのでしかたないですけどね・・・
そこも分析しなければ、と思いました。あ、これから発言しようと思うので、とりあえず。2014.9.27

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/