南足柄の処分場って、こんなとこ

 南足柄市の最終処分場での受け入れについて、「相模原の未来を考える会」が、写真を含めたスライドをYOUTUBEにアップして下さいました。ほんとに小さい処分場ですが、その上部は「土砂災害特別警戒区域」に指定されており、そこに比重の軽い魚網などを入れるのはもってのほか。水が流れてゆく先には、昔、水害を起こした狩川があり、そして、県水道企業団が水道原水を取っている取水地があります。水源にがれきを埋めてしまった県と市そして洋野町に、改めて怒りがこみあげます。
http://www.youtube.com/watch?v=3ZD20-v3k-Q&feature=youtu.be

 
 ↓はおまけ。去年(2012年)8月3日の神奈川県庁での記者会見の様子です。IWJ撮影。
当時の予定地ははまだ横須賀・芦名。この日は、集めた反対署名(芦名の地元の署名含む)を知事に手渡そうとしたのですが、黒岩は私たちに会おうとしないどころか、「秘密のドア」からさっと逃げてしまったのです。根性なしは当時も今も同じ。この日の市民の発言は、公害施設を受け入れる地域の「問題点」をよく伝えています。
「がれき受入れは単なるごみ問題ではない。民主主義の問題」
「署名の受け取りを拒んでこそこそ逃げた」
「町内会の役員の一部だけで決めた」
「地元にはほとんど情報が入らない」
「黒岩県政は不公正で非民主的」
http://www.youtube.com/watch?v=yh72s5ynhAM
がれき受入反対の抗議 in 神奈川  2012-08-03

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/