これも読者からの情報です。札幌市の円山動物園では、マスクを着用していない客は入園できないんだそう…他市でも状況は同じかもしれませんが、それにしても、所長の「メッセージ」には驚かされました。
円山動物園では、これまで園内のすべての場所においてマスクの着用を義務化してまいりました。これは、飛沫による感染を防ぐためのものです。しかしながら、これからは気温が高くなることから、新型コロナウィルス感染症の予防に加え、熱中症についても同時に予防する必要があります。このことから、7月1日からの園内のマスクの取り扱いについて、次のとおりとさせていただきます。
〇 入場時には、必ずマスク着用を着用してください。(特別な事情がある方は、除きます。)
小さなお子さん以外でマスクを着用していない方は、入場できません。
〇 園内のすべての屋内施設及び屋外のマスクエリアにおいては、必ずマスクを着用してください。
※マスクエリアには、皆様が目視で確認できるよう、地面にラインを引いております。
〇 屋内施設及びマスクエリア以外においても、ほかのお客様や動物と十分な距離(少なくとも2m以上)を確保することが出来ない場合は、マスクを着用してください。
〇 特殊な事情があってマスクを着用できない方については、すべての場所において、ほかのお客様や動物と十分な距離(少なくとも2m以上)を確保してください。また、十分な距離を確保することが出来ない場合は、飛沫の発生を防ぐため、会話はお控えください。
なお、マスクエリア以外を設定する目的は、熱中症予防のため、暑いときや息苦しいときに、一時的にマスクを外して休息したり、飲水をすることが出来るようにするためです。したがいまして、屋内施設及びマスクエリア以外において常時マスクをはずして良いわけではなく、また、ほかのお客様や動物と十分な距離(少なくとも2m以上)を確保することが出来ない場合でもはずして良いわけではありません。新型コロナウィルス感染症のリスクは無くなったわけではありません。ご来園の皆さんひとり一人がみんなのことを考えながら、すべての方が安心して安全に楽しめる動物園にしていきましょう。よろしくお願いいたします。
2020年6月30日
園長 加藤 修
ヒステリックなほどの「マスク義務付け」、そして「会話を控えろ」「他の客との距離を保て」…これは「メッセージ」ではなく、一方的な命令です。つまり、同園は、客を、商品である動物に「感染」をもちこみかねない病原体と見なし、「国に従え」「つべこべ言うな」と言っているわけ。そこには市民の人権や、納税者への気遣い、地方自治法、憲法への考慮はまったくありません。
でも、これは「改正版」。二週間前の「メッセージ」はもっとひどかった(強調山本)。
「円山動物園は、現在、新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、園内でのマスク着用を義務化しています。
しかしながら、園内では、少なからずマスクを着用していない、または着用していても、口や鼻を出している方をお見受けします。その場合、マスク着用を促していますが、着用した振りをして立ち去る方や無視する方がいらっしゃいます。また、入り口に掲示をしているにもかかわらず、「入り口で言われていない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
マスクの着用は、飛沫によって周りのお客様や動物園の飼育動物、職員が感染することを防ぐために、義務化しているものです。円山動物園としては、お客様や飼育動物、職員の新型コロナウィルス感染症感染リスクをできる限り低減させなければなりません。
マスクをしていないお客様を見て、不安に感じているお客様もたくさんいらっしゃいます。
動物園は、皆さんが安心出来る場所で無ければならないと考えていますので、このままの状況が続くようだと、暑い時期の動物園の休園を検討する必要があると考えております。しかしながら、私どもは、一部の方々のために多くの方々が困ったり悲しんだりすることはしたくありません。どうか、円山動物園を開園し続けるために、お客様全員が今の円山動物園のルールである「マスクの着用」を守ってください。もしくは、(特別な事情が無いにもかかわらず)マスクをされたくない方は、ご来園をお控えください。みんなのためにみんながルールを守る動物園にしましょう。
2020年6月17日 園長
ね? この園はまるっきり「マスク警察」なのです。しかも「このままの状況(マスク未着用の客がいる)が続くようだと休園するかもしれない」と脅し、「(マスク未着用の姿に)不安を感じるお客様もたくさんいる」と責任を転嫁し、最後は、「マスクしたくなければ、来るな」とまで言っている。市営の公共施設の長にこんな権力的発言が許されるはずはありません。
札幌市民は、同園に対し、マスクで感染を封じ込めることはできないこと、逆にマスク着用は健康に悪影響を与えることを指摘しておく必要があります。そうしないとこの手の権力集団は、今後さらに対応が過激化することが予想できるので。
なお山本は「動物の強制収容所」の全廃派であることをここで表明しておきます。2020.7.6