共産党町長「がれき本焼却へ」 富山

 他の党派ならともかく、「命と暮らしを」なんて言ってる党派の首長がこれでは、有権者は引きます。「住民理解を得られなければ、町長判断でできる」なんて、本気で思っているのか? 
新川広域圏 試験焼却実施へ
(2012年12月05日 19時05分)
 震災がれきの広域処理をめぐって、5日、新川広域圏は、試験焼却の実施を決定し、県に報告しました。5日開かれた新川広域圏事務組合の理事会には、理事である魚津市と黒部市、入善町、朝日町の市長と町長が出席しました。そして、理事会で、4人が一致して試験焼却の実施を決め、県に文書で決定を伝えるとともに試験焼却に向けての準備を依頼したということです。
 新川広域圏のごみ焼却施設がある朝日町三枚橋地区の住民は試験焼却に反対していて、これまで脇町長が3度の住民説明会を開くなどしてきましたが、話し合いは平行線のまま終わっています。脇町長は、理事会で「全ての住民の理解を得ることは難しく、町長判断で行うことに決めた」と話したということです。今後は、県が岩手県と試験焼却に関する委託契約を結び、実施日などを決定します。新川広域圏では、がれきの試験焼却の際に住民の立会いや測定された空間線量と放射能濃度の数値を公表するなどし、本格受け入れに向けて理解を得たいとしています。
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20121205190623&MOVE_ON=1 
 脇氏は「試験焼却をやって本焼却の安全性を知ってもらう」とまで言い切っていて驚かされます。つまり、試験焼却をやれば、何がおきても、次の本焼却は決まり!というわけ。この前日、住民らががれき反対の署名簿を届けていますが、人口わずか13600の町の、ほぼ二割が明確な「ノー」を示しているのは保守性の強い富山では本当に珍しいことですが・・・。


朝日町の住民団体 震災がれきを受入反対の署名提出
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チューリップテレビ
 

2012年12月04日 19時06分 震災がれきの試験焼却をめぐって、新川広域圏のごみ焼却施設がある朝日町では、地元の住民の団体が、がれきの搬入や焼却に反対するとした署名簿を町に提出しました。4日町役場を訪れたのは、震災がれき受け入れに反対する住民でつくる『朝日町子どもを守る父母の会』のメンバー6人で、脇町長に735人分の署名を手渡しました。この団体は、9月にも署名簿を提出していて、これで署名簿の提出は2度目、署名の数はあわせて2567人分になります。新川広域圏事務組合・理事長の澤崎魚津市長は、かねてから富山地区広域圏、高岡市と同時期に試験焼却を実施する考えでしたが、焼却施設周辺の住民からの強い反対で結論を保留、2日脇町長が住民を説得しようとしましたが、不調におわっています。
 その訴えを無視して、政府の違法事業実施に走っているとしたら、市民の目には自民も民主も共産も同じにしか見えません。
今後、富山県と新潟県、それに新川広域が試験焼却の結ぶ委託契約だって、本来は廃棄物処理法違反なんだから(再委託禁止)。富山県の方々、どうぞ、この共産党町長に、大阪で何が起きたのかを教えてあげて下さい。 それにしても、新潟県でも石川県でも住民ががんばっているのに、なに、富山県って(怒)。2012.12.6

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/