世界の「支配層」による、イスラエルニセ旗作戦

 「誰も予期していなかった」ハマスの奇襲と、それに対するイスラエルの「正当防衛の攻撃」とは、現在までに仕掛けられた陰謀だったということがほぼ判明しています。それを証明するように、イスラエルはパレスチナ、特にガザ地区だけを爆撃しているわけではなく、ヨルダンやシリアにも攻撃をかけるなど、敵対国家つぶしに嬉々として取り組んでおり、国連でも即時停戦決議案が否決されたことによって、イスラエル/米英NATO/グローバル組織による「中東支配」のシナリオが、実現に向けて動きだしているのです。

国連安保理、ロシアの停戦決議案否決 ハマス言及なし、賛成足りず10/17(火) 16日、ニューヨークの国連本部で開かれた、イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの軍事衝突を巡る安保理会合【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会(15カ国)は16日午後、イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの軍事衝突を受け緊急会合を開き、ロシア提出の即時停戦を求める決議案を否決した。 賛成は中国など5カ国にとどまり、日米英仏が反対。残り6カ国は棄権した。決議案の採択には9カ国以上の賛成が必要だった。(中略)ロシア案はハマスについて言及がなかった。イスラエルを支持する米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は会合で「ハマスのテロ行為を無視する決議案は支持できない」と述べた。英仏のほか、棄権したマルタやエクアドルなどもハマスを非難する必要性を訴えた。これに対し、ロシアのネベンジャ国連大使は否決後、「安保理がまたもや西側諸国の利己的な目的の人質となったことを遺憾に思う」と語った。 

イスラエルと運命共同体にあるアメリカが「即時停戦決議案」を拒否したのは当然ですが、日本も拒否に回ったのは、残念というより、恥ずかしい限り。WW2末期、日本はアメリカが実行した無差別首都圏大爆撃(東京大空襲)で、一晩で10万人以上もの死者を出しているのに、その後、外交権限を完全に奪われたままなので、同じ苦しみに会っている側に決して立てない。 東京大空襲についてあまり知らない人のために、漫画仕立ての短い動画↓を見つけたので、ご覧ください・・・この東京大空襲の後、70近い地方都市が同じように空襲され、そして8月の広島・長崎原爆投下へと続き、事前のすり合わせ通り、日本の無条件降伏へと続くのです。

 東京大空襲も原爆投下も、「戦争する国」が、いかに一般市民を犠牲にするかということをよく示す事例です。普通の人々は、極力、争いや紛糾を避け、なんとか隣人と穏やかな関係を続けようとしますが、戦争をするのは常に「政府」であり、戦争をする政府は決して市民を守ることはありません。でも、世界で唯一の被爆国でありながら、日本人には第二次大戦の問題がどこにあったのか、事実を掘り下げ、深く反省してこなかったため、そういう認識に至ることはありませんでした。天皇制保持(国体護持)を条件に日本を占領したアメリカと、被占領国の政治家は、表の「戦争」のウラにある「事実」を隠すことによって、支配ー被支配体制を固めてきたからです。その悪しき政治体制が今も続いているんですけどね。

 中東でも、同じように、WW2の戦勝国+グローバル組織による戦後の支配体制の確立の陰謀がめぐらされてきました。それが、原住民の土地や財産を一方的に奪う形で実現された「ユダヤ人国家・イスラエル」建国でした(日本の満州国建国と同じ)。以後、イスラエルは―予期された通りー、休みない地域紛争の火種になり続け、パレスチナ人は抹殺圧力と虐殺の恐怖にさらされてきたのです。今回、仕掛側が狙っているのはパレスチナの砂漠化と地域の資源占領、親イスラエル派による広範な地域支配(大イスラエル)であり、これらの工作の着地点が「世界一極支配(One World Order」実現となるわけです。

 陰謀に聞こえますか?「陰謀」というのは、事実を覆い隠すため、その事実を指摘する人々を貶めることを目的にした米CIAの造語です。そして、世の中の動きは極めて複雑に見えますが、実際は、少数の「権力者」が圧倒的多数を支配するという構造はどこでも同じ。また、権力を構成するのはカネと法と組織であることも、そして、政治家や軍、武装集団、その他の社会的組織が、その「権力」の代理として動くことも世界共通。そこを抑えておけば、さまざまな組織のトップさえ従わせることができれば、あとはみな組織に従属する・・・

 下の動画は、「Stop world Control」代表のデヴィッド・ソ連尊から数日前に届いたもので、上述した大きな権力組織が、どうやって動いているかを説明したものです。
https://www.stopworldcontrol.com/israel

最初の部分で、ごく少数の「ハマス」が、難攻不落のイスラエルのフェンスを軽々と突破し、誰にも阻止されることなくイスラエル領内で入った様子を映す「ハマス」の映像が紹介されます。しかし、イスラエルがパレスチナ周辺にめぐらしている「フェンス」は、最先端の監視装置と警報装置をめぐらせた地上最強の「檻」であり、ハトや猫が近づいても全線に大警報が響く仕掛け。人が近づくこと等できません。しかしイスラエルは、ハマス「奇襲」の直前に、「檻」の装置を無効化し、監視のIDF(イスラエル国防軍)に移動を命令していたのです。そしてその直前、イスラエルの連立政権は、ネタニヤフ首相に「ガザへの即時侵攻と同地の完全支配を求める」手紙を送っていました・・・つまり、イスラエルによるパレスチナへの全面侵攻と破壊の準備ができており、ハマスの奇襲は、パレスチナを叩きのめす口実として働いたことがわかります。意図的な国境無人化に乗ることの危険性になぜハマスが乗ってしまったかはまだ不明ですが、前記事で書いたこともその背景の一部かもしれません。その後の戦火の拡大、被害者の増大は、仕掛け側の期待通りなのです。

 そして、そのイスラエル建国には、グローバリストの代表であるロスチャイルドが力を貸し、この地域をてこに以後の中東戦略が練られ、そしてグローバル規模の略奪が行われていくのですが・・・・

 動画の後半については、長くなるし、あまりくどくど説明したくないのでぜひご自分でご覧になって下さい。しかし、作者が「ここでお伝えすることは、あまりにも邪悪すぎて、到底信じられないかもしれません。でも、すべて事実です・・・そして私たちは事実に向かう勇気が必要です」というように、言葉がわからなくても、この動画を通してみるにはそれなりの勇気がいるでしょう。

 なお、動画では、グローバル組織のエリートだった銀行家の「告白」ビデオを紹介しています(彼はこの後、殺されています)。山本はずいぶん前にこの動画を見て、ショックと同時にそれまでの様々な疑問がすべて氷解する感覚を 覚えました。いわゆる「支配層」が、それなりの「血のいけにえ」と「儀式」を採用しており、その闇組織の中に入り込んだ人々をからめとって、外に事実が漏れないようにしているのはごく当然の戦略でしょう。そして、この大きな絵の中で、マスメディアはその事実を隠すためのカバーアップ組織として機能します。だからメディア報道を見聞きするだけでは決して事実はわからない。世の中を動かしているのは、決して表に出て来ない悪徳非道の犯罪組織です。それは何世紀も続いている事実ですが、何も知らない一般市民にはこれらは到底、信じられないことに見えるでしょう。だからといって、いつまでも見ないフリ、聞かないフリはできません。そういう人々が多いほど、グローバリストは社会を支配しやすくなるからです。

山本も、この動画の作者と同じく、多くの人がこの動画を見て、この事実に気づき、他の人々とシェアし、反対の声をあげることを望んでいます。そうしない限り、地上から戦争や災禍が消えることはなく、やがて一部のエリート以外の人類は奴隷化され、そのことにさえ気づかない社会がやって来るからです。2023.10.22

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/