ワクチンの副反応ーー同時接種だった

 昨日の記事の続き。心配していたSOSコメントの方と連絡が取れました。でも、病状は相変わらずのようです・・・

「(本ブログ)のアドバイスを目にする前に病院へ連れて行ってしまいました。やはり先生は予防接種との関連は口の端にも出さず、「胃腸の風邪だから」と、ビオフェルミンとナウゼリンを混ぜた粉薬とイオン飲料の素みたいなものを処方されました。
 注射から3日目の今は、ミルクをいつもの半分しか飲めず、でもその量だと吐かずに済むけど全部下痢で出てしまいます。お腹もコンコンに張って可哀想です。下痢止めは全く意味ないみたいだし、娘も舐めるのを嫌がります
(/ _ ; )」

 ビオフェルミンは整腸剤、ナウゼリンは吐き気止め、そしてイオン飲料の素は、水分補給のためでしょう。普通の風邪なら、これで数日後には元気を取り戻すかもしれません。でもこの赤ちゃんはいろんな問題を抱えていました。

 「娘は小麦、乳、卵などにアレルギーがあり、心臓に小さな穴も空いていて、身体か細めでデリケートそうなので、余計に気を遣うべきでした(T_T)」

 こういう基礎疾患があったので、ママはすぐに「ワクチン被害」を疑ったのでしょう。心臓に病気、アレルギーなど免疫反応異常を持つ赤ちゃんは副反応が出やすいのは当然で、この医師も、すぐにワクチン副反応を疑うべきでしたが、それはせず。「ナウゼリン」を処方している。で、ナウゼリンにはこんな↓注意がありました。

 [ナウゼリンの副作用] D2受容体の刺激によりプロラクチンの分泌が抑制されるが、ドンペリドンはそのD2受容体を遮断するため、プロラクチンの分泌が促進され、乳汁分泌、乳房膨満感、月経異常などの副作用が現れることがある。その他、下痢便秘腹痛などの消化器系の症状や、錐体外路症状肝機能異常、めまい、眠気が現れることがある。また、海外で重篤な心室性不整脈・心臓病死が起きたことから、長期使用者、高齢者、心疾患のある患者には注意が必要と思われる。また、QT延長が知られている薬剤との併用、強力なCYP3A4阻害薬との併用も薦められない。

 心臓病死を招く危険性がある! それを心疾患の赤ちゃんに処方した? 医師が赤ちゃんの心疾患のことを知っていたら(母子手帳にも書いてあるはずで知らないはずはない)、医療過誤としかいえません。なおこの「ナウゼリン」、アメリカではもう使われていません。Discontinued Warning Icon Please Note: This Drug is no longer available in the United States. http://www.medicinenet.com/domperidone-oral/article.htm

 ・・・ところが、メールにはもっと驚くことが書いてありました。

「・・・今日パソコンを見て愕然としたのですが、小児肺炎球菌のワクチンのことをプレベナーというのですね。我が子も死亡例と同じくプレベナーとの同時接種でした。(さらにシナジスも両腿に同時接種)」

 はあっ?? 同時接種? プレベナー? シナジス?
 「シナジス」は知らなかったので、調べました。すると、早産児や未熟児、心疾患のある赤ちゃんをRSウイルス感染症から守るために「予防的に接種される」薬剤だそう。業界と厚労省のサイトにはそれぞれこう↓書いてあります。

 [シナジス] 早産未熟児、慢性肺疾患児、さらに血行動態に異常がある先天性心疾患児に対して抗RSウイルス単クローン抗体(パリビズマブ〈シナジス〉)が予防的に投与される場合があります。入院率の低下などの効果が確認されています。ーhttp://health.goo.ne.jp/medical/10PD1400
 

 Q:(RSウイルス感染症について)ワクチン接種などの予防策はありますか?
 A:現在、ワクチンはありません。その他の方法としては、遺伝子組換え技術を用いて作成されたモノクローナル抗体製剤であるパリビズマブ(Palivizumab、山本注:シナジスのこと)の投与があります。
RSウイルス感染症の流行初期に投与し始めて流行期も引き続き1か月毎に筋肉注射することにより、重篤な下気道炎症状の発症の抑制が期待できます。投与対象患者は以下・・・(
RSウイルス感染症Q&A(平成26年12月26日)|厚生労働省)

 …この医師は赤ちゃんに予防接種を行ったのと同一人物だから、赤ちゃんが先天性心疾患をもって早産で生まれたことを百も承知だったのです。それにもかかわらず、心疾患に悪影響を与える可能視絵のあるナウゼリンを処方した・・・

 かわいそうに、この赤ちゃんは、早産で生まれた未熟な体に、毎月シナジスを筋肉注射されてきたのです。今回はそれに加え、MR、アクトヒブと、計四種五本ものワクチンを同時接種されたのでした。インフォームドコンセントもなく。
 で、山本のまとめですが;
★ プレベナー(小児肺炎球菌ワクチン)とアクトヒブ(ヒブワクチン)は、同時接種で死亡事故があいつぎ、2011年3月に一時接種を見合わせられた。しかし同年4月に接種再開された後も、依然、死亡事故が続いている。Hib,小児肺炎球菌ワクチンで28人の乳幼児が死亡している …satouclk.jp/2013/03/hib28.html
★ MR(MMR)ワクチンは、腸管の異常を引き起こすこと、自閉症との関連が指摘されている。自閉症との関係についてはCDCの研究者が証言しているほど。(本ブログの関連記事 ワクチンと自閉症の関係、裁判所が認める(イタリア)wonderful … ワクチンで自閉症が増えることを、政府は知っていた …
★ 「シナジス」は、遺伝子操作によってラットの抗体をヒトの抗体に組み込んだ人工抗体です。こんな自然の中には存在しないものを幼い赤ちゃんの体内に入れて、いったい何が起きるのか。いつものように安全性の検証などされていません。 

 「こちらも求めなかったとはいえ、説明もなしに注射を勧めるのは、今思えば許せないです。娘の身体の中で起こってることを想像すると、なんて酷いことをしたのだろうと・・・そうまでして打たなければならなかったのでしょうか。この先続く予防接種が嫌でなりません」
 おっとと、この先も予防接種を続ける必要はないから。義務接種じゃあるまいし、医薬産業界にメシのタネを提供しているだけなので、勇気をもって以後のワクチンはやめてください。その前に、赤ちゃんが早く元気になりますように。後遺症が残りませんように。
2016.2.23

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/