ワクチンによる障害認定、2016年10月

 ワクチン被害、高齢者にも広がっています。そして、SPTによる精神発達障害も認められています。このニュース、Yahoo ニュースからは速攻で消されたため。医療関係のサイトから入手しました。

BCGHPVなど11件の疾病障害認定ー厚労省が公表、急性脳症も

2016/10/25医療介護CBニュース http://www.cabrain.net/news/regist.do

 厚生労働省は、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会の審議結果を公表した。結核に対する予防効果があるBCG や子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)などを接種した15件について審議した分科会は、11件で予防接種と疾病との因果関係が否定できないとした。【新井哉】
 分科会は、BCG5件、HPVPPSV(肺炎球菌)のそれぞれ2件、日本脳炎、DPT(百日咳、ジフテリア、破傷風)のそれぞれ1件を認定。疾病・障害名として、BCGは皮膚結核様病変や左手指伸筋腱癒着など、HPVは多発性疼痛や両上肢脱力など、PPSVは左上腕蜂巣炎、日本脳炎は急性脳症や播種性血管内凝固、肝障害、DPTは急性脳症後のてんかんや精神発達遅滞を挙げている。今回認定された11件については、医療費などが支給される予定。内訳は医療費・医療手当が10件、障害児養育年金が1件だった。

 

 以下は認定された疾病の内訳です。審議件数15件のうち、認定は11件、否認は4件でした。

(認定)

疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会審議結果 平成281021

性別  年齢  ワクチン   請求内容     疾病名・障害名  

 男  64  PPSV 医療費・医療手当 左上腕蜂巣炎 

 男      5ヶ月     BCG     医療費・医療手当   皮膚結核様病変

 女       6歳       BCG     医療費・医療手当   左肩瘢痕ケロイド 認定

 女      13歳      HPV      医療費・医療手当   四肢のしびれ、多発性疼痛、倦怠感、頭痛、めまい

 女      6ヶ月     BCG     医療費・医療手当    左手背肉芽腫、左手指伸筋腱癒着

 男      17歳    日本脳炎 医療費・医療手当    急性脳症、播種性血管内凝固、肝障害

     5ヶ月     BCG     医療費・医療手当     左腋窩リンパ節炎

 女      6ヶ月     BCG     医療費・医療手当     皮膚結核様病変

 女      15歳      HPV      医療費・医療手当     右手の痛みとしびれ、両上肢脱力、めまい

 女       3歳       DPT      障害児養育年金       急性脳症後のてんかん、精神発達遅滞

 女    70歳      PPSV     医療費・医療手当    左上腕蜂巣炎

(否認)

 女      72歳  インフル   医療費・医療手当        否認理由 1

 女      13歳     HPV       医療費・医療手当        否認理由 1

 男     4ヶ月   ポリオ    医療費・医療手当 

                                障害児養育年金・障害年金    否認理由 1

 女  74歳   PPSV  医療費・医療手当    否認理由  1,3

(否認理由)

1.予防接種と疾病との因果関係について否認する明確な根拠はないが、通常の医学的見地によれば否定する論拠があるため。

2.予防接種と疾病との因果関係について否定する明確な根拠がある。

3.疾病の程度は、通常起こりうる副反応の範囲内である。

4.障害の程度は、政令に定められる障害に相当しない。

5.因果関係について判断するための資料が不足しており、医学的判断が不可能である。

照会先厚生労働省健康局健康課予防接種室健康被害救済給付係

TEL 03-5253-1111 内線 2100

 

 まず気がつくのは、高齢者のワクチン副反応が増えていること。導入されて間がないPPSVの被害が多いのは、このワクチンの安全性が確かめられていないから。なお、インフルエンザワクチンの被害はもっと多いはずですが、接種した人は被害にあまり気づいていないかもしれません。

 次に、HPV(子宮頸がんワクチン)の実に多様な被害。被害者が十代の少女たちで、今後の人生も病を抱えて生きていかなければならないということに胸が痛みます。1件については「因果関係を否認する明確な根拠はないが、通常の医学的見地によれば否認する論拠があるため」という意味不明な理由出否認されていますが、その「通常の医学的見地」なるものが最も信用できない代物だということを、多くの市民はすでに知っているのです。

 ちょっと驚いたのは、DPTによる精神発達遅滞を認めていることです。「ワクチンは脳を襲う」というのが私リサーチの結論であり、当然、ワクチンと自閉症の関係も否定できないと確信しているのですが、審議委員はそこまで踏み込んで考えているのか? ではなぜ、ポリオの精神障害(だと思います。生涯年金を請求しているから)の方は否認したのか? などなど、やはり審議記録を読んでみよう。2016.11.12

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/