コロナワクチン治験、20%に重篤な副作用

 「コロナワクチンレース」のトップを走るモデルナ、第一フェーズの治験の結果を「有望」と発表しましたが・・・

新型コロナ:米モデルナ、コロナワクチン抗体確認  7月に大規模治験

2020/5/18 23:48 https://www.nikkei.com › article 米バイオ医薬ベンチャーのモデルナは18日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの初期の治験の結果が有望だったと発表した。異なる量を投与した複数の治験参加者から抗体を確認できたという。7月には大規模な治験に移行し、早期の量産を目指す。有効なワクチンの供給体制が整えば、経済の本格的な再開を後押しする可能性がある。

 モデルナは新型コロナの有力なワクチン候補「mRNA-1273」を開発している。今回の治験には1855歳の男女45が参加し、ワクチン量に応じて3つのグループに分けて効果を調べた。最もワクチン量が少ないグループの治験参加者も含め、現時点で8人からウイルスの感染を予防する働きをする「中和抗体」が確認できた。これまでのところ、重篤な副作用は見られないという。モデルナは開発と並行し量産に向けた準備も本格化する。1日にスイスの製薬会社ロンザと同ワクチンの生産で10年契約の協業を発表した。米生物医学先端研究開発局(BARDA)の資金援助を得て、まずロンザが持つ米国とスイスの製造拠点でワクチンの生産体制を整える。7月には最初の出荷を見込んでおり、2021年以降は年間10億本規模の生産能力確保を目指す。

 …この記事は「コロナワクチンが完成して、人類すべてに接種しない限り経済活動は許さない」というメッセージです。しかも、そのワクチンはモデルナ社のRNAワクチンで決まり。だから十年契約の製造ラインを確保しているわけ…手回しがいいという話ではなく、まさに計画されたパンデミック(プランデミック)というわけです。

 でもこのワクチン、愚かな人類が初めて手がける「遺伝子改変」を目的にした極めて危険かつ不道徳なワクチンであり、医療の原点「害を及ぼすな」に立ち戻り、果たしてこんな技術の存在そのものを許していいのか、というところから議論すべきなのです(もちろん許しちゃいけませんけどね。こういう技術の確立に必死な「科学者」のレベルがひどすぎる)。

 むかむかしていたら、RFケネディから大切な情報が入りました。なんとこのワクチン、5人に1人が重篤な副作用を起こしていました! 以下彼のサイトから(プレスリリースを含め、すべてチェック済み)。

「モデルナのワクチン災害、高容量の被験者20%に深刻な副作用」

May 22, 2020

モデルナワクチンの早期認証を期待するゲイツとファウチ。

 これはmRNA技術を用いた実験的なワクチンで、これに資金提供しているファウチ博士(米国立アレルギー感染症研究所)とビルゲイツは、トランプの「ワープスピード」に応えようとしている。ファウチ博士は、このワクチンへの自信がありすぎて、(動物実験で本来行うべきだった)フェレットと霊長類の実験を放棄してしまった。(モデルナ社は疑わしいことに、マウス研究についても何のデータも出していない)。これはどうも間違いだったようだ。なぜなら、(ヒトの)治験に参加したボランティアには、グレード3の副作用が出たからだ。

 モデルナ社はプレスリリースで、250㎍の高容量の投与を受けた被験者15人のうち3人は、43日後、「重篤な副作用」に苦しんだと記しているが、その臨床状況については何のデータも出していない。同社は「三名のボランティアがグレード3の全身性症状を発症したGrade 3 systemic events」と認めているが、FDAはこの状態を「日常生活ができない、医療介入が必須」と定義している。

 モデルナ社の治験に参加したのは例外的なくらい健康状態のいいボランティアだけだった(山本注:それでも20%という高率で副反応が出た)。これほど副反応発生率が高いワクチンを全人類に接種したら、15億人が深刻な副作用に苦しむことになる。しかしゲイツはこれを、「ロックダウンを終わらせるため」に必要な閾値(山本注:「犠牲者」)だとしている。

 この報告では、なぜ8名の抗体テストについてだけ記しているのかについて説明はない。この治験の結果は、接種に関する最も危険なハードルーー参加者が実際に野生のCOVIDに感染した時どうなるかーーがまだ先にあることを示している。コロナワクチン開発はこれまでも何回か試みられてきたが、いつもこの段階(フェーズ1)でつまづいていた。人間も動物も強力な抗体反応を得るものの、野生のウイルスにさらされると発病し、死亡したためである。https://childrenshealthdefense.org/news/vaccine-trial-catastrophe-moderna-vaccine-has-20-serious-injury-rate-in-high-dose-group/?utm_source=salsa&eType=EmailBlastContent&eId=dfb3488e-b7b2-4c78-94fb-6ad6adb2f25eから)

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 コロナワクチンの動物実験では、接種後のフェレット(訂正)が実際のウイルスに感染後、みな発病し、死んでしまったことは有名で、その反応は「 抗体依存性感染増強現象」 と呼ばれています。これは少し調べれば出てくる話であり、それを「副作用は見られないという」で済ませているのは、日経がすでに詐欺の片棒をかついでいることを意味しています(日経に限らない)。

 仕掛け側はわかっているのです。大多数の市民は、コロナウイルスに心から恐怖し、コロナワクチンができればそれに飛びつくことを。そして、たとえ副作用が原因で死亡しても、何一つ文句を言わないことを。・・・まったく、やってられんね。

 2020.5.24

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/