コロナワクチン、いったい何人死んでいるのか?

疑わしい「コロナワクチン副作用疑い報告」

 令和4年1月21日(金)にワクチン関係副反応疑い報告の検討部会が開催され、その報告書がアップされています(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00037.html正式名:第75回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第26回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会)。…ところが、今はワクチンが3種類もあり(①ファイザー/ビオンテックのコミナティ筋注、②武田/モデルナのスパイクバックス筋注、③アストラゼネカ/オックスフォードのパキスゼブリア筋注)、それぞれが個別に報告されていて、全貌がつかみにくくなっています。

 またメディアは相変わらずワクチン副作用の報道を避け、報道しても問題を小さく見せようとばかりしている。たとえば↓の報道は、1次接種と2次接種の副反応疑いの数さえあげていません。数千人規模の被害者が出ているというのに。そして、厚労省の「報告」も極めて疑わしいものです。

 

 つまり、死亡報告数は昨年12月5日までに1434件、その後、今年1月2日までに+29の1372人、今年1月14日までに+5人の1377人、これが予防接種開始後の総計というわけです。でも、本当でしょうか?若者にとって危険とされ、接種を禁じている国さえあるアストラゼネカのワクチンが接種されている今、一か月半で34名の死者というのは過小評価ではないかと思うのですが。

 同じ厚労省のサイトにはこんなデータもあります(ファイザーのものだけカット)。ね?1回目接種後の死亡報告は611と767。2回目は同じく444と531。それぞれ医療機関からと製造販売業者からの報告ですが、これらの数字をどういじくったら1,377になるのか不明。全部合わせるとすでに2000件以上になる。

 他のワクチンの場合、この二つの数字は「重複している場合もある」と記載されていますが、それは理解できます。なぜかというと、一般のワクチンの場合、副反応の報告はせいぜい1~10桁なので、重複していたらすぐわかるから。でも、コロナワクチンの副反応の多さは異例なのです。

浜松市のデータ:https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kenkozoshin/health/yobo/hukuhannou.html

 これは浜松市のデータですが(見出しの「接種件数」は間違いで、実は「副反応報告件数」)、これを見てもコロナワクチンの副反応の多さは際立っています。しかし、報告が多いからといって、それをとりまとめる医薬品医療機器総合機構(PMDA)には、ちゃんとそれを処理する能力はあるはず。調査権限もあるんだから、重複例と思われるものを調査し、一本化して、不変の通しナンバーをつければいいのに、おそらくそれさえやっていない。なぜ? 実は、コロナワクチンはこれらの報告の根拠となっている「予防接種法」にも、「薬機法」にも基づいていないからです。だって治験未了のワクチンだから、正式承認もできず(だから特例承認・・・これ自体が薬機法違反)、被害者補償も出せないのは当たり前でしょう。従って、厚労省が一件もワクチンとの因果関係を認めていないのも当然なのだ。

 それ以前に、コロナワクチンの副作用は、ワクチンが売り出される数年前にはわかっており、医薬産業界はそのことを十分認識していました。だから、彼らは、副作用が出てもその事実を公表せず、徹底的に闇に葬る予定なのです。この殺人罪に立ち向かうには、被害者が声をあげないと。2022.1.27

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/