農薬耐性GM食品にノーを

 ぎりぎりで重大ニュース!モンサントが日本にも農薬耐性大豆(GM大豆)の使用を求めていますが、この問題へのパブコメの締め切りが6月21日。みなさん、一言でも二言でも、「ダメっ」と書き送ってください。
農林水産省/遺伝子組換えセイヨウナタネ、トウモロコシ及びワタの第 …
 2011年5月23日 … これら遺伝子組換え農作物を承認するに先立って国民の皆様からのご意見をいただくため 、平成23年5月23日(月曜日)から平成23年6月21日(火曜日)までの間、パブリック コメントを実施します…
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/110523.html (農水省HP)
https://www.contact.maff.go.jp/maff/form/b3da.html (同意見投稿フォーム)
 原発と同じく重大な問題なのに、ぜんぜん盛り上がっていないのはなぜ? 私も書きますが、下にその根拠として、科学誌の論文のアブストラクトを紹介しますので、参考にしてください(念のため、原文もつけておきます。間違いがあれば適宜修正をお願いします)。
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 GM食品の健康リスク(ドナ・A・アルバニトヤニス、アテネ大学医学部、法医学・毒物学部)
 GM食品は我々の食生活に侵入し始めており、その安全性に強い懸念が示されている。本論はこれらの懸念、およびその安全性評価の過程に関する限界について述べるものである。
 動物毒性研究によって、ある種のGM食品が、いくつかの器官やシステムへ有毒な影響を与える可能性があることが示されている。これらの研究の審査にあたっては、個々のGM食品について単独で行うのではなく、特定の器官にもたらされる影響に基づいて行う必要がある。そうすることによって、我々は人間への健康リスクの可能性について、より明確な判断ができるだろう。GM食品に関する研究の大部分は、GM食品が肝臓、すい臓、腎臓、あるいは生殖器官などに、共通した中毒症状をもたらし、血液や生物化学特性、免疫指標を改変する可能性を示している。しかしながら、それを実証するには、長年にわたる動物実験や臨床実験が必要だ。遺伝子組み換えGH(成長ホルモン)の使用、あるいは動物におけるその発現については慎重に審査されなければならない。なぜなら、それらはIGF – 1(訳者注:インシュリン類似成長因子)を増やし、がんを引き起こすことが示されているからだ。
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 つまり、危険性を示す研究は山ほどあるのに、安全性を示す実験は行われていない、ということです。今だって放射能汚染におびえて暮らさなければならないのに、この上、危険食品など受けいれられるか!2011.6.19

(出典)Crit Rev Food Sci Nutr. 2009 Feb;49(2):164-75.
Health risks of genetically modified foods.
Dona A, Arvanitoyannis IS. 
SourceDepartment of Forensic Medicine and Toxicology, University of Athens, Medical School, Athens, Greece.
Abstract
As genetically modified (GM) foods are starting to intrude in our diet concerns have been expressed regarding GM food safety. These concerns as well as the limitations of the procedures followed in the evaluation of their safety are presented. Animal toxicity studies with certain GM foods have shown that they may toxically affect several organs and systems. The review of these studies should not be conducted separately for each GM food, but according to the effects exerted on certain organs it may help us create a better picture of the possible health effects on human beings. The results of most studies with GM foods indicate that they may cause some common toxic effects such as hepatic, pancreatic, renal, or reproductive effects and may alter the hematological, biochemical, and immunologic parameters. However, many years of research with animals and clinical trials are required for this assessment. The use of recombinant GH or its expression in animals should be re-examined since it has been shown that it increases IGF-1 which may promote cancer.
Crit Rev Food Sci Nutr. 2010 Jan;50(1):85-91; author reply 92-5.
PMID:18989835[PubMed – indexed for MEDLINE]

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/