気象操作を当たり前と思わせる映画のこと

   夏好きの私ですが、今年は長引いた梅雨と、その後の高温(今日は38℃だった…)にややバテ気味。で、ブログアップが滞っていますが、しつこく「気候」ネタ。

   前記事を読んだ方から、「『天気の子』と、それを監修した気象庁の研究者のことを思い出しました」というメールをいただきました。「天気の子」、何?と思っていたら、車のラジオでこの映画が話題になっていました。ぜひ見たい映画、だそうです。で、Wikipediaと映画のトレイラーをチェックしたところ・・・

 う~ん。「晴れ女」を題材にした、ファンタジーマンガですが、私には黒い雲が立ち込めているような感じをもちました。なぜなら、これは「日常的な気象操作を誰も不思議と思わせない」ための仕掛けとしか考えられないからです。

 で、この映画を監修したという荒木健太郎氏は「雲の科学者」だそう。日経ビジネスが何回にもわたって彼を特集しているほどだから、今の時代、有用な人物なのでしょう。

 根っから自然派というわけでもないし、1984年生れなら、彼が目にしてきた雲は「人工雲」がほとんどだったはず。論文の見出しには「ケムトレイル」という言葉はありませんが、最近の雲の事象について論文を書くならケム抜きでは不可能なはずですけどね・・・まあ、これは気象庁が正式にけむと認めていないからでしょう。

 それにしても、日本の学者はこれほど空を埋め尽くしているケムトレイルについて、いつまで気が付かないふりをしているつもりでしょう。海外では高名な学者が次々に「人工雲」「気象操作」を批判し、意見を発表しているんですけどね。

 気象操作は存在するし、現在進行中です。私たちをとりまく環境はさらに危険になっています。2019.8.4

この記事を書いた人

山本節子

調査報道ジャーナリスト・市民運動家。「ワクチン反対市民の会・代表」。
立命館大学英米文学科卒業。中国南京大学大学院歴史科修士課程卒業。
住民運動をベースに、法令や行政文書を読み込んで、自治体などを取材するという独自のスタイルで、土地開発や環境汚染、焼却場・処分場問題に取り込み、数々の迷惑施設事業を阻止して来た。2011年以降、福島原発汚染がれきの広域処理、再エネ、ワクチン、電磁波などもカバーしているが、昨年からはコロナ問題に全力で取り組み中。市民育成も手掛けている。著書「ごみを燃やす社会」「大量監視社会」等多数。
ブログ「WONDERFUL WORLD」https://wonderful-ww.jp/